奥川恭伸(星稜)、東海大相模打線から12奪三振!5失点も持ち味を示す!
奥川恭伸(星稜)
奥川恭伸(星稜)、東海大相模打線から12奪三振!5失点も持ち味を示す!
6月16日、星稜の奥川恭伸投手が東海大相模の練習試合で先発登板。初回に三者連続三振。さらに4番西川僚祐も三振に奪い、いきなり四者連続三振を奪う立ち上がり。奥川は「前日の試合は立ち上がりが課題でしたので良く投げられたと思います」と振り返った。しかし、5回裏、牽制悪送球で1点を失うと、6回裏には二死二、三塁から4番西川がセンター超え適時二塁打で同点に追いつき、5番高嶋壮汰の左前適時打を浴び、さらに内野陣の守備の乱れから一挙4失点。奥川は8回を投げて、被安打5、四死球2、12奪三振、5失点(自責点0)の力投を見せたが、反撃及ばず、3対5で敗れ、敗戦投手となった。奥川は試合を振り返って。
「負けたのは悔しいですし、エラーが合っても踏ん張るのが自分の役割」と投球内容を悔やんだ。ただ全国レベルの東海大相模打線を相手に投げられたのは「課題はありながらも自信になったところはありましたし、大会前へ向けて良い勉強になりました」と敗戦を前向きに捉えていた。
この試合、平均球速は143.57キロ(最速148キロ)と最後まで球威を衰えず、スライダーの切れ味も抜群。5失点とはいえ、ほとんどがエラー絡み。さすがの投球を見せてくれた。
奥川恭伸選手の独占インタビュー記事
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