九州大会で見せた、同県内の友情応援!
春季九州大会初日。
[stadium]平和リース球場[/stadium]の第2試合(日章学園vs西日本短大附属)でこんな光景がありました。
日章学園は控え部員で球場に来ていたのは、ノックの補助員など数名。九州大会の帯同メンバー以外はこの日は別の会場で練習や試合があったそうで、この人数だったそうです。試合が始まってしばらくは、その数名は座って観戦していました。
ところが3回あたりから、応援団が到着したかのように大きな声で応援を始めたのです。
気になって見てみると・・・
次の第3試合で登場する、同じ宮崎県の小林西の控え部員が音頭をとっていました。日章学園の控え部員もここからは一緒になって両校で応援を始めたのです。
次の第3試合。小林西は大分と対戦しましたが、今度は試合を終えた日章学園の背番号をつけたメンバーが小林西と一緒に応援をしていたのです。
日章学園は帰る時間ギリギリまで応援。バスが出発する時間がきたとき、小林西のスタンドの応援団は「ありがとうございました」と言って日章学園を見送りました。
普段は同じ県のライバル。ですが、この九州大会では対戦する時以外は同じ県の仲間です。同じ宮崎県の代表をそれぞれ一緒に応援する。同じ球場で試合順も第2試合と第3試合だったということで実現しやすかったこともありますが、イイ光景でした。
両校、共に惜しくも敗れましたが、この九州大会で貴重な経験ができたようです。
夏が楽しみですね!
(文=松倉雄太)