武内 寛斗(八王子)が2回無失点の好投!初の代表入りを楽しむ!
武内 寛斗(八王子)
東京代表入りした武内 寛斗(八王子)が早稲田大打線相手に好投を見せた。実戦練習の4回裏からマウンドに登った武内は右スリークォーターから常時130キロ~135キロ前後の速球を両サイドに投げ分け、そして海老名リトルシニア時代からマスターしたというスプリットが打者の手元で大きく沈み、早稲田大の打者から空振りを奪った。武内は「うまく落ちてくれた」と手応えを実感。前田監督(帝京)は武内君は非常に良かった。国際大会を考えると非常に使いやすい投手ではないでしょうか」と高く評価。また投手を統括する市原監督(二松学舎大附)は「あの落ちる球が非常に良かったですね!」と手放しで評価していた。
これまで左腕エース・北澤 壮汰のことを「彼は本当に制球力が素晴らしく、尊敬している投手」とライバルをたたえながら、自身も制球力を伸ばしてきた。今回の代表入りについて武内は「こんな凄い選手と一緒にプレーをさせてもらっておりまして、とても楽しいですし、充実感をもってプレーができています」という前向きな気持ちが好投を生んでいるのだろう。縫い目が変わる国際球にもアジャストして、首脳陣から信頼を集めた武内は「これからもチームの勝利に貢献できるピッチングを見せていきたい」と意気込んだ。
果たして武内はこの代表入りが自身の野球人生を変えるものとすることができるか、注目していきたい。