松本 健吾、山本 ダンテ 武蔵

17年夏甲子園ベスト4の東海大菅生のエースがドラフト上位候補へ成長!大学準硬式の星も140キロ後半をマーク



松本 健吾

 23年の社会人投手は、トヨタ自動車の松本 健吾投手(東海大菅生ー亜細亜大)がリードしている。今年の日本選手権では、常時140キロ後半・最速152キロをマーク。変化球の精度も高く、完成度の高さはピカイチ。高校時代は、山内 大輔投手(トヨタ自動車)、戸田 懐生投手(巨人)を中心に、夏の甲子園ベスト4を経験した。後輩の戸田が活躍しているだけにどんな投球を見せるか気になる。

 また、中央学院大の優勝に貢献した日本通運の古田島 成龍投手(取手松陽ー中央学院大)も、JABA大会で好投を見せている。王子の高島 泰都投手(滝川西ー明治大)は明治大時代、準硬式でプレーしていた本格派右腕で、どの試合でも140キロ後半をマーク。公式戦でも活躍し、大学準硬式の星となろうとしている。

23年社会人打者は来年高卒3年目を迎える横浜高出身の左スラッガーに注目。元プロの父に続くプロ入りは叶うか



度会 隆輝

 23年の社会人野球では、1人の若手スラッガーが注目されている。ENEOS・度会 隆輝外野手(横浜高出身)。ヤクルトで右の巧打者として活躍した度会博文氏(八千代松陰出身)を父に持つサラブレッドで、佐倉シニア時代からその野球センスの高さを発揮。U-15代表にも選出され、横浜では1年夏から甲子園を経験した。世代を代表する長打力、コンタクト力の高さを兼ね備えた左打者へ成長した。

 20年のドラフトでは指名漏れを味わったが、ENEOSでは、入社1年目から別格の活躍を見せる。昨年の都市対抗・JR東海戦で都市対抗初本塁打をマークするなど、JABA対象の公式戦では3本塁打を記録した。そして2年目の今年は7本塁打。都市対抗では4本塁打を放ち、橋戸賞(MVP)、若獅子賞、打撃賞も総なめにした。日本選手権でも特大本塁打を放つなど、今年は21打点、長打率.573と驚異的な数字を発揮している。打率こそ.267だが、印象的な場面で打つため、数字以上に活躍しているように見える。まだまだ試合は続くが、社会人を代表する強打者になったことは間違いないだろう。

 強肩で、野球選手としての能力も高い。さらに佐倉シニア時代の取材では、年上から愛される人柄であることを感じた。スターとしての素質が大きく備わった度会のドラフト解禁シーズンが楽しみだ。