左から小園 健太、松尾 汐恩、佐々木 朗希、松川 虎生

 2022年シーズンは2位だったDeNAは、23年シーズンをユニホームを一新して迎える。春季キャンプは順調に進み、11日は初めての実戦となる紅白戦が予定されている。そこに小園 健太投手(市立和歌山出身)、松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭出身)の次世代バッテリーが実現する。

 互いに高卒ドラフト1位としてチームに入団。球団としては近い将来、チームを背負って立つ主力選手としての期待値は高い。その2人が紅白戦とは言え、早くもバッテリーを組むということは、それだけの期待がある証拠。しかも今季初の実戦形式での実現となれば、その期待度の高さも分かる。

 高卒ドラフト1位バッテリーといえば、ロッテを思い出す人も多いだろう。19年ドラ1・佐々木 朗希投手(大船渡出身)、21年ドラ1・松川 虎生捕手(市立和歌山出身)の「完全試合バッテリー」だ。2人の特集は多くのメディアでも組まれるなど一気に注目度は高まったが、まさにそっくりの構図だ。

 先輩投手を後輩捕手が支える。23年は横浜DeNAで見ることができるか、11日の紅白戦は見逃せない。