ドラフト下位からWBC代表となった山本由伸、戸郷翔征はまさに宮崎県の高校野球の誇り
山本由伸(オリックス)、戸郷翔征(巨人)
3月に開催される「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に挑む日本代表30人が決まったが、宮崎の高校出身のコンビに期待が集まる。
オリックス・山本 由伸投手(都城高出身)は、2年連続で沢村賞を受賞。球界屈指の右腕へ成長した。そしてもう1人の巨人・戸郷 翔征投手(聖心ウルスラ出身)は、高卒2年目からローテーション入りし、昨年は12勝を挙げ、最多奪三振のタイトルも獲得した。
2人はともにドラフト下位指名だった。山本は4位、戸郷は6位のスタート。そこから飛び級のような活躍を見せ、山本は球界最高峰の投手となり、戸郷は巨人の若きエースとなり、ドラフト下位指名だったことを良い意味で忘れさせた。宮崎県の高校野球史にとって誇るべき快挙だろう。
2月17日には、宮崎でWBC代表の合宿が開催される。宮崎県民にとっては嬉しい合宿となりそうだ。