プロ野球は残り40試合前後となってきた。故障で長期離脱中の選手や高卒新人などを除いて、ほとんどの選手が1軍で出場機会を与えられている。

 そのなかで、まだ1軍での出場機会がない選手は何人いるのだろうか。また2軍ではどのような成績を残しているのか。球団ごとに確認してみたい。

 混戦模様のパ・リーグで首位を走る西武の野手では渡部 健人内野手(日本ウェルネス茨城高出身)、山村 崇嘉内野手(東海大相模出身)、ブランドン内野手(沖縄・石川高出身)、仲三河 優太外野手(大阪桐蔭出身)の4人が1軍で未出場となっている。

 2020年ドラフト1位の渡部は2軍で74試合に出場。打率.191と苦しみながらも、リーグ3位タイの9本塁打を記録している。昨年は1軍でも一発を放っており、パワーがあるのは間違いない。確実性を上げて1軍昇格を目指す。

 同じく大卒2年目のブランドンは離脱があり実戦復帰が5月下旬だった。そのため出場試合が少なく18試合のみだが打率.327、2本塁打、OPS.955と圧倒している。守るのは一塁と三塁だが、1軍では一塁が山川穂高内野手(中部商出身)とジャンセン・ウィティ内野手、三塁は中村剛也内野手(大阪桐蔭出身)、呉 念庭内野手(岡山県共生高出身)、ジャンセンが併用されている。その争いに割って入りたいところ。

 高卒2年目の山村は41試合に出場し打率.271とまずまずの打率。仲三河は28試合の出場で打率.205ながら、5本塁打を記録している。両選手とも2軍で実績を残し1軍デビューを果たすことが目標となる。

 投手では浜屋 将太投手(樟南出身)、井上 広輝投手(日大三出身)、羽田 慎之介投手(八王子高出身)、松岡 洸希投手(桶川西出身)、武隈 祥太投手(旭川工出身)、黒田 将矢投手(八戸工大一出身)、赤上 優人投手(角館高出身)の7人が1軍で未登板。そのなかで松岡は2軍でチーム最多の25試合に登板している。しかし1勝4敗、防御率7.34、34.1回を投げ与四球は23個あり制球面で苦しんでいる。

 1軍で通算365試合に登板。昨シーズンも46試合で防御率1.76と好結果を残していた武隈は3月27日の2軍戦に登板を最後に公式戦でも登板がない。

 3年目の左腕・浜屋は9試合(先発7試合)に登板するも3勝2敗、防御率5.22と苦しい内容。7月半ばに新型コロナウイルスに感染したことで7月9日が最後の2軍戦登板となっている。

 2020年育成ドラフト1位の赤上は19試合(先発5試合)の登板で防御率2.56。7月末に支配下登録を勝ち取った。後半戦で1軍デビューを目指す。

<西武の1軍未出場選手>
※☆は高卒ルーキー

<野手>
渡部 健人
山村 崇嘉
ブランドン
仲三河 優太

<投手>
浜屋 将太
井上 広輝
羽田 慎之介
松岡 洸希
武隈 祥太
黒田 将矢
赤上 優人

※2022年8月16日終了時点

(記事=勝田 聡)