プロ野球は前半戦を終了した。これで各球団90試合前後を消化したことになる。故障で長期離脱中の選手や高卒新人などを除いて、ほとんどの選手が1軍で出場機会を与えられている。

 そのなかで、まだ1軍での出場機会がない選手は何人いるのだろうか。また2軍ではどのような成績を残しているのか。球団ごとに確認してみたい。

 開幕から9連敗と苦しいスタートだったものの、前半戦の最終戦で借金を完済した阪神の野手では、井上 広大外野手(履正社出身)、榮枝 裕貴捕手(高知高出身)、遠藤 成内野手(東海大相模出身)、前川 右京外野手(智辯学園出身)、藤田 健斗捕手(中京学院大中京出身)、中川 勇斗捕手(京都国際出身)の6人が未出場。

 2019年ドラフト2位の井上は1軍出場こそないものの、ここまで2軍ではチーム最多の80試合に出場。打率.220(309打数68安打)、6本塁打、51打点の成績を残している。6本塁打はリーグ3位タイで51打点はリーグトップ。主軸候補として順調に成長している。

 井上と同期にあたる遠藤も2軍ではすでに主力。69試合の出場で打率.232(177打数41安打)、1本塁打、15打点の成績を残している。フレッシュオールスターゲームでは先頭打者本塁打を放った。榮枝は今シーズン1軍登録はあったものの出場機会はなかった。

 投手では、ドラフト1位の森木 大智投手(高知高出身)を含め10人が1軍での出場がない。2年目の村上 頌樹投手(智辯学園出身)は2軍で13試合に登板し6勝3敗、防御率2.96、63奪三振の成績。6勝はリーグトップタイで、防御率は2位、奪三振はリーグ単独トップと、2軍では結果を残している。昨年は1軍で2試合に登板するも防御率16.88と打ち込まれた。後半戦で1軍初勝利をつかむことができるか。

 昨シーズン4勝を挙げた高橋 遥人投手(常葉大橘出身)は4月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。そのため今年はリハビリで終えることが既定路線。1軍に復帰するのは来シーズン以降となりそうだ。

 前半戦終了後に支配下登録された岩田 将貴投手(九産大九州出身)も1軍登板はない。