桐生第一出身の快速左腕がトライアウトでアピール
桐生第一時代の石井将希
阪神・石井将希投手(桐生第一出身)が、8日に行われた合同トライアウトでナイスなアピールを魅せた。桐生第一時代は10年春に春季関東大会に出場。上武大を経て17年に育成1位で阪神に入団した。
3番目で登板した石井は11球を投げ、最速143キロを計測し、1奪三振、無失点の快投を見せた。
現在、投手の回転数を可視化できる時代になってきたが、もし計測すれば、かなりの高い数値を計測していそうなストレートで次々と空振りを奪った。極寒のメットライフドームで、常時140キロ〜143キロを計測しており、さらにスライダーやブレーキが効いたカーブも披露した。今季は二軍で29試合に登板し、防御率3.48だった。
ここまで登板した投手の中ではアピールできた投手ではないか。基礎がしっかりしているので、NPB、もしくはアマチュア球界でも続けていける力はある。