パ・リーグ三塁手ダントツの刺殺、補殺を記録した宗佑磨は初のゴールデングラブ賞を受賞できるか?
宗佑磨 ※写真は2020年キャンプより
12月2日、三井ゴールデングラブ賞の受賞が発表される。今回、初受賞候補として注目されるのは宗佑磨(横浜隼人出身)だ。14年ドラフト2位で入団し、昨年までの自己最多出場は18年の74試合。20年は72試合出場だった。そして今年は139試合に出場し、それまでの通算本塁打は8本だったが、今年だけで9本放ち、通算本塁打は17本。さらに、今シーズンは481打数131安打、打率.272、42打点と大きく成績を伸ばした。
打撃成績以上に注目を浴びているのが守備成績だ。三塁手として、126試合に出場し、91刺殺、200補殺は三塁手ではパ・リーグダントツ1位。抜群の身体能力を武器にファインプレーを連発させ、ファンを熱狂させ、シーズン中から「パ・リーグのゴールデングラブ賞の三塁部門は宗しかいない!」という声が多くあった。
昨年は58試合で66補殺だった宗にとってはこれ以上ない大躍進である。いずれは球界を代表する三塁手として桁違いの守備成績を残してくれることを期待したい。