崖っぷちのオリックス。選抜13安打、東京六大学通算33安打のオリックス投手陣最強打者の投打に期待!
高校時代の山﨑福也
11月20日から始まった日本シリーズ。現在、3勝1敗で東京ヤクルトが王手をかけ、オリックスは崖っぷちの状況だ。今日、オリックスの先発は山﨑福也(日大三出身)と予想されている。今季8勝を挙げている左腕だが、山﨑は打撃も期待できる選手ということはご存知だろうか。アマチュア時代の実績を振り返ると、オリックス投手最強打者なのだ。
打席に入る山﨑福也
10年春の選抜。エースで主軸という立場で出場した山﨑は大会タイ記録となる13安打を記録。まるで打ち出の小槌のようにヒットがマークし、ポイントが広く、確実性の高い打撃から、当時は野手・山﨑を推した記憶がある。明治大に進んでも打撃力を発揮し、リーグ通算33安打、7二塁打、1本塁打、打率.264と投手としては非凡な成績を収めていた。指名打者制のパ・リーグに進んだため、まだNPB通算3安打しか記録していないが、第5戦はセ・リーグ本拠地なため、投手が打席に立つ。山﨑は投打ともに期待がかかる。
ぜひ全国の野球ファンを驚かせるパフォーマンスを披露してほしい。
(記事=河嶋 宗一)