2025年の第73回春季東北地区高校野球大会(山形)は11日、準々決勝が行われた。

 仙台育英(宮城)は8対4で青森山田(青森)に打ち勝って、2年ぶりの4強入りを決めた。1回に1点を先制されたが、2回に6番・髙田 庵冬内野手(3年)が同点ソロを放って追いつくと、6回に3点、7回には4点と2イニング連続で集中打を見せ、一気に突き放した。髙田は7回にも打点を挙げるなど、2安打2打点の活躍。7番の中岡 有飛内野手(3年)も3安打2打点の活躍だった。

 昨秋の東北王者、聖光学院(福島)は初戦に臨み、久慈(岩手)に7対6で競り勝って、3年ぶりのベスト4入りを果たした。1回に2点を先制されたが、2回に1番・猪俣 陽向内野手(2年)の勝ち越し3ランなど、5得点して逆転。7回にも2点を追加し、相手の追い上げを振り切った。

 聖和学園(宮城)と能代松陽(秋田)の試合は、延長11回タイブレークの末に、能代松陽が7対6で勝利して、ベスト4入りを決めた。

 八戸学院光星(青森)は7回コールドの8対1で学法石川(福島)に快勝して2年ぶりの4強入りを決めた。

 13日に準決勝の聖光学院仙台育英八戸学院光星能代松陽が予定されている。

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