埼玉は29日、春季県大会3回戦8試合が行われ、ベスト8が出揃った。

 ベスト8の顔ぶれは以下より

浦和学院

花咲徳栄

川越東

早大本庄

叡明

松山

大宮北

市川越

 浦和学院花咲徳栄の「県内二強」の強さは健在で、浦和学院は2試合連続でコールド勝ち。花咲徳栄も3回戦で山村学園にコールド勝ちを収めている。

 また、今大会は波乱が多く、昨秋県大会優勝を果たし、選抜ベスト4の浦和実を含め、昨秋の4強が3回戦までですべて消えた。最近は秋、春も上位校が固定する地域もあるが、埼玉はこの半年で勢力図が大きく入れ替わった。

 私学のチームに注目が集まっているが、大宮北が60年ぶりのベスト8入りを果たし、松山、市川越と計3校の公立校がベスト8に入ったのは今大会のトピックといえるだろう。

 公立校がこのまま夏でも強さを発揮し、埼玉を盛り上げるのか。浦和学院、花咲徳栄の二強が他を寄せ付けない強さを見せるのか。また昌平、浦和実などノーシードに入った私学の強豪校たちの逆襲にも注目が集まる。

昨秋の8強(シード校)・ベスト16

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