2025年春の第75回愛知県高校野球大会は29日、準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。

 昨年秋準優勝の中京大中京は3対2で杜若との競り合いを制し4強入りを決めた。1回から3回まで暴投、押し出し四球、敵失と、しぶとく1点ずつ得点を重ねて、相手の反撃を2点までに抑え込んだ。

 東邦西尾東を2対0で破った。5回に奪った2点を、先発の久田 泰心投手(3年)の4安打10三振完封劇で守り切った。昨年秋、県大会に出場できなかった伝統校が、この春はベスト4まで上り詰めた。

 5月3日に準決勝の豊川至学館中京大中京東邦が予定されている。

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