2025年の第72回春季高校野球静岡県大会は26日、3回戦が予定されている。ベスト16入りを決め、すでに夏のシードを獲得した強豪が、8強入りをかけて激戦を繰り広げる。
対戦カードは以下の通り。
好カードが目白押しだ。浜松商-静岡は静岡を代表する名門対決に、近年は大会で常に上位に顔を連ねる同士の対決となった常葉大菊川-東海大静岡翔洋。日大三島-掛川西は昨年夏4回戦の再現カードとなった。
昨年の覇者で、この春は予選の敗者復活戦からはいあがった加藤学園や、昨年秋3位の聖隷クリストファーの戦いぶりにも注目だ。
さらに、県内でも進学校として有名な磐田南の快進撃が止まらない。予選の初戦で東海王者にもなったことがある浜松開誠館に7回コールド勝ちを収めると、勝利を重ねて、ついにベスト16入り。夏のシードを獲得した。浜松開誠館打線を完封した181センチのエース・山田 堅正投手(3年)を中心とした守りも堅く、昨秋予選で初戦敗退のチームが、一冬越えたこの春に大きな成長を遂げている。富士は予選では星陵、知徳と強豪を破って、シード校として登場した今大会は2回戦から登場し、勝利を収めた。公立校同士の一戦は好ゲームが期待できそうだ。