報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り
間木歩、西村大和(報徳学園)※写真は過去の取材より
<第96回選抜高校野球大会:報徳学園6-1常総学院>◇27日◇2回戦◇甲子園
報徳学園(兵庫)が常総学院(茨城)に快勝し、出場3大会連続の8強入りを果たした。先発の間木 歩投手(3年)が好投を見せ、勝利をけん引した。
間木は3回まで無安打の見事な立ち上がりで、8回まで5安打1失点。重い球質の直球と、キレのある変化球を武器に、プロ注目の4番・武田 勇哉内野手(3年)を無安打に抑えきった。
間木は「球数は多かったがしっかりと投げられた。7回の時点で監督から8回が最後だからしっかりと投げろといわれ、全力を注いで抑えることができた。次の大阪桐蔭戦まで疲れを残さずに準備していきたい」と気持ちを切り替えていた。
打っては3番の西村 大和内野手(3年)が4打数4安打と大暴れ。西村は「初戦は打てなかったので、しっかりと援護したい思いがあった。この日は相手投手がクイックで投げることもあって、ノーステップで打つことを心掛けました」と笑みを浮かべた。
1番・橋本 友樹内野手(2年)も猛打賞を放つなど、終わってみれば12安打の猛攻、6得点で快勝した。
常総学院は自慢の打線を封じられて、9年ぶりの8強はならなかった。
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