<第107回全国高校野球選手権埼玉大会:浦和実12-2富士見(5回コールド)>◇10日◇2回戦◇県営大宮球場

 今年のセンバツで初出場ながら4強に勝ち進んだ浦和実が、夏の初戦を快勝で飾った。初回に2点を失ったが、その裏にすぐさま追いつくと、2回に3得点、3回にも3得点。5回には一気に4点を奪ってコールド勝ちにつなげた。

 先発は変則左腕エース・石戸 颯汰投手(3年)ではなく、同じ左腕の駒木根 琉空投手(3年)。初回に2点こそ失ったが、2回からは丁寧な制球力で無失点を重ねた。石戸の登板はなかった。

 春の大会で、初戦で聖望学園に1対4で敗戦。夏はノーシードからのスタートとなったが、投打ともに強さを発揮し、春夏連続甲子園出場へ最高のスタートを切った。

富士見 20000=2

浦和実 23304×=12

【富】猪俣-瀬戸

【浦】駒木根-野本

▽二塁打 古賀(富)山根、三島(浦)

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