第107回京都大会は、7月5日に開幕する。昨夏の甲子園を制した京都国際を筆頭に混戦が予想される今大会。注目の逸材を紹介していきたい。
ノーシードの京都国際の投打の柱が今年の京都を牽引!
やはり、注目は京都国際の西村 一毅投手(3年)になるだろう。昨夏の甲子園では24回を投げて自責点0で優勝に貢献。今春には高校日本代表候補の強化合宿にも召集された。代名詞となっているチェンジアップのキレ味は健在。打つ方でも中軸を任される可能性が高い。
右のエース・酒谷 佳紀投手(3年)も140キロ中盤の速球を投げ、下級生にも逸材が多数。投手力は全国クラスだ。
京都国際の野手では清水 詩太内野手(3年)がプロ志望を表明している。今春からは木製バットで試合に出場しており、練習試合では本塁打を量産しているそうだ。公式戦ではまだ力を発揮できていないが、夏に大爆発となるか。
昨年からレギュラーの長谷川 颯外野手(3年)は俊足巧打の左打者で、投手としても活躍が期待されている。
福知山成美も楽しみな選手が多い。エースの小澤 快心投手(3年)は最速144キロのストレートにカットボールやスライダーを駆使した巧みな投球術が光る。
主将の中井 佑内野手(3年)は俊足と出足の良い遊撃手が魅力。昨年から中軸を打つ木村漸外野手(3年)は広角に強い打球を打てる強打者だ。
春優勝の京都共栄は今春にノーヒットノーランを達成した小林 海翔投手(3年)に注目。両腕を大きく上げる独特なフォームから丁寧な投球を見せる。強肩の一色 銀捕手(3年)や俊足巧打のリードオフマン・吉﨑 大翔外野手(3年)など野手も実力者揃いだ。
京都共栄と初戦で対戦する同志社国際のフォーク黒田 レイモンド豪内野手(3年)は190㎝の長身からダイナミックなプレーを見せる選手で、卒業後はアメリカの大学進学を目指している。
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