【奈良】「橿原ダービー」の行方は?郡山は対天理4連敗を止められるか<春季大会>
麻田 悠介(天理)
2024年度春季近畿地区高校野球大会奈良県予選は11日に準決勝が行われる。「2強」とも言われる天理と智辯学園が準々決勝で対戦し、天理が勝利した。智辯学園は夏ノーシードで迎えることになる。
夏のシードを獲得した4チームによる準決勝のカードは以下の通り。
11日<佐藤薬品スタジアム>
①橿原学院-橿原
②天理-郡山
準々決勝で奈良大附を破って、2年連続の春4強に駒を進めた橿原と、生駒、高田に完封ゲームで勝利して4強入りした橿原学院。この2校の校舎は、歩いても20分ほどの距離にある「お隣対決」となった。橿原学院は2015年準優勝以来、9年ぶりの決勝を狙い、橿原は初の決勝進出をかけて「橿原ダービー」に挑む。
宿敵・智辯学園を倒して4強入りした天理は、ここ3年連続で準優勝に甘んじているだけに、2011年以来、13年ぶりの春の王者奪還に燃えている。郡山は対天理4連敗中。2019年春準々決勝以来となる天理からの白星で、5年ぶりの決勝進出を図りたい。
なお、優勝チームは25日から兵庫で開催される近畿大会へ出場する。
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