徳島ISの最速149キロ右腕・斎藤 佳紳投手が台湾の社会人チームにレンタル移籍! 大学を中退して独立入りした剛腕が武者修行へ!
斎藤 佳紳投手【徳島インディゴソックス球団提供】
四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの2年目右腕・斎藤 佳紳投手(近大泉州–天理大〈中退〉)が、台湾の社会人チーム・全越運動に期限付きで移籍することが決まった。
斎藤は高校時代から181センチ、90キロと恵まれた体格を持ち、最速149キロの速球とキレのあるスライダーで本格派右腕としてプロのスカウトから注目されていた。卒業後は天理大に進み、さらなる飛躍が期待されたが、昨年3月に大学を中退。徳島ISに入団し、NPBを目指していた。
独立1年目は18試合に登板し、2勝2敗、防御率2.18の成績でチームの4冠達成に貢献。7月30日のソフトバンク3軍戦では4番手で登板し、1回を無失点に抑えてホールドを記録した。
斎藤は球団を通して意気込みを掲載。新天地での活躍を誓った。
「人生で初めて海外で野球をする事になりましたがチームの勝利にしっかりと貢献してきます。そして日本に帰ってきてファンの方々に成長した姿を見せる為に精一杯頑張ってきます。応援よろしくお願いします」
移籍が決まった全越運動は3月上旬に徳島の平安山 陽投手(松山聖陵)も同チームへの移籍が発表されている。先にデビューした平安山は1回無失点で台湾でもアピールを続けている。徳島で共に切磋琢磨した存在と共に台湾で活躍し、再び日本で成長した姿を見せられるか注目だ。
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