【センバツ4日目みどころ】京都国際-青森山田の投手戦に期待! 優勝候補・広陵は四国王者と
櫻田 朔(青森山田)、中崎 琉生(京都国際)※写真は過去の取材より
第96回選抜高校野球大会(センバツ)第4日の見どころを紹介する。
①宇治山田商(三重)-東海大福岡(福岡)
全員野球が身上の2チームが総力戦で激突。東海大福岡では、昨年の秋の公式戦で打率.563をマークした野上 夕輔外野手(2年)の打席に注目だ。
②広陵(広島)-高知(高知)
過去に優勝実績のある実力校同士の対戦。投打にタレントが揃う広陵に対して、3年連続のセンバツ出場となる高知が試合巧者ぶりを発揮するか。
③京都国際(京都)-青森山田(青森)
投手力を誇る2チームの対戦となる。青森山田は昨年秋の東北大会決勝で八戸学院光星(青森)相手にノーヒットノーランを達成した櫻田 朔投手(3年)と、最速145キロの関 浩一郎投手(3年)の右腕コンビがいる。対する京都国際は、左腕エース・中崎 琉生投手(3年)が君臨。昨年秋の公式戦では、8試合62回を投げ、防御率は驚異の1点以下、0.73を誇る。安定感抜群の両チームの投手戦が予想される。
青森山田打線のキーマンとしては、1番打者の佐藤 洸史郎外野手(2年)が挙げられる。昨年秋の公式戦では打率.421を誇り、9試合連続安打もマークした。また、昨年秋に5番に起用された蝦名 翔人内野手(2年)は2本の本塁打を放つなど長打力がある。2人の2年生・右打者が、京都国際の左腕・中崎をどう攻略するか。
京都国際には左の4割打者が4人もいる。スイッチヒッターの澤田 遥斗外野手(3年)、髙岸 栄太郎内野手(3年)、奥井 颯大捕手(3年)、そしてエース中崎も昨年秋は4割をマークした。この左打者4人が、青森山田の右腕コンビをどう攻略するか。
両チームの打線のキーマンにも注目したい。
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