パナソニックのスラッガー・片山勢三が現役引退 九州共立大時代は栗林(広島)から2本塁打を記録
片山 勢三(パナソニック)
パナソニックのスラッガー・片山 勢三内野手(門司学園)が自身のSNSで現役引退を発表した。片山といえば、176センチ105キロのぽっちゃり体型、そして常にフルスイングを行う打撃スタイルで社会人野球ファンからも人気の選手だった。
片山が注目を浴びたのは門司学園時代。3年夏では5回戦の福岡工大城東戦で逆転サヨナラ3ランを放つなどこの大会で3本塁打を記録した。
九州共立大でも順調に本塁打を重ね、リーグ通算14本塁打を記録。4年秋の明治神宮大会の名城大戦では栗林 良吏投手(広島)から2本塁打を放ち、大舞台での強さを発揮してきた。
パナソニック入社後は1年目から主軸として活躍し、指名打者部門でベストナインに輝く。ドラフト候補として注目を浴びたが、指名に至らず、現役最終年となった昨年は出場機会も減っていき、公式戦5試合で8打数2安打に終わっていた。
片山は社業に就く予定で、「初めての経験ばかりで楽しみです」とコメントしている。
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