和歌山と滋賀の常勝軍団が15日に今夏初戦
第105回全国高校野球選手権の地方大会は中盤戦に入ってきているが、ようやく今夏初戦を迎える近畿の強豪チームが15日に登場する。
和歌山では6大会連続夏甲子園を狙う智辯和歌山が初戦を迎え、高野山と戦う。昨年秋県大会を制し、近畿大会では4強で今センバツに出場した。春は和歌山を制することができなかっただけに、「王者」とはいえ夏はリベンジの戦いとなる。初戦はどんな戦いとなるのか。
滋賀では近江が初戦を迎え、伊香と戦う。こちらは5大会連続の夏甲子園がかかる初戦となる。昨年のチームまでは、山田 陽翔投手(現・西武)という絶対的支柱がいて、3季連続4強以上と甲子園で強さを誇った。今年のチームは昨年秋こそ3回戦で涙をのんでセンバツを逃したが、今春はしっかり立て直して滋賀を制している。夏の戦いを知っている「王者」がどんな初戦の入りをするのかも注目される。