News

オリックスは増井、吉田凌、T-岡田らが1軍未出場

2022.05.11

オリックスは増井、吉田凌、T-岡田らが1軍未出場 | 高校野球ドットコム
オリックス・T-岡田(履正社出身)

 プロ野球も5月に突入した。ここまでを見る限りセ・パ両リーグともに大きく独走するチームはなく、まだまだ混戦が続きそうだ。そのなかで鍵を握るのが2軍から上がってくる「上積み」だ。

 故障や来日遅れなど様々な理由で、ここまで1軍での出場がない選手は多くいる。そんな彼らが本来の状態で1軍に上がってくればチームにとってこの上なく大きい。そこで、ここまで1軍で出番のない主な選手の状況を振り返ってみたい。

 パ・リーグ2連覇を目指すオリックスの投手を見ると、ベテランの増井 浩俊投手(静岡高出身)がここまで1軍未登板となっている。2軍では5試合に登板し、防御率5.57といまひとつ。しかし、4月27日の試合では6回2失点とまずまずの内容だった。

 中継ぎ陣では昨シーズン1軍で34試合登板の漆原 大晟投手(新潟明訓出身)とK-鈴木投手(千葉明徳出身)、18試合登板の吉田 凌投手(東海大相模出身)、16試合登板の海田 智行投手(賀茂高出身)と、15試合以上に登板した投手も2軍で汗を流している。

 一時は勝ちパターンを任されたこともあった漆原は10試合の登板で防御率10.32と調子が上がらない。吉田 凌は12試合で防御率3.55、海田も12試合で防御率2.25となっている。K-鈴木はオープン戦で5試合に登板も、開幕後は1軍、2軍とも登板がない。その他、能見 篤史投手(鳥取城北出身)、澤田 圭佑投手(大阪桐蔭出身)も1軍で登板していない状況だ。

 キャンプ序盤で左内腹斜筋の筋挫傷で離脱したドラフト1位右腕の椋木 蓮投手(高川学園出身)は5月3日の2軍戦(巨人戦)で2番手として初登板を果たし、3回を投げ2安打無失点。勝ち投手になっている。

 野手陣ではT-岡田外野手(履正社出身)が戦列を離れている。オープン戦では3月13日に初出場。3試合で打率.500(2打数1安打)だった。しかし3月18日のオープン戦で守備時にふくらはぎを負傷。そのまま離脱し2軍でも復帰を果たしていない。

(文:勝田 聡

[page_break:オリックス・1軍未出場の選手]

<オリックス・1軍未出場選手>
※2022年5月10日終了時点

・投手
山下 舜平大
椋木 蓮
増井 浩俊
能見 篤史
K-鈴木
中川 颯
前佑 囲斗
海田 智行
澤田 圭佑
横山 楓
漆原 大晟
吉田 凌

・野手
元 謙太
T-岡田
佐野 如一
中川 拓真

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.05.03

【神奈川】横浜はスーパー1年生右腕、東海大相模は大型左腕が先発!【スタメン一覧】

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>