News

東都三部・東農大の新入生のレベルは東都一部・東京六大学レベル!14人の逸材をピックアップ!

2020.02.18

東都三部・東農大の新入生のレベルは東都一部・東京六大学レベル!14人の逸材をピックアップ! | 高校野球ドットコム
飯島一徹(東農大三)

 昨秋、悔しい東都リーグ三部落ちの東農大。しかし新入生のレベルは非常に高い。

 入学する選手のレベルの高さは全国的に見てもトップレベルで、東都一部、東京六大学と比較してもすごいのでは?と思わせる顔ぶれだ。

 30人の新入生の中からピックアップして、14人の逸材を紹介したい。

■投手
飯島一徹東農大三
石森健大東北
髙野裕輝大阪桐蔭
小島拓也藤代
宮里優吾岩倉
林彪太郎熊本工
■捕手
青山典勢熊本工
18555山村学園
■内野手
井口 真之介東農大三
渋谷 嘉人関東一
中村 太陽前橋育英
平山 直之専大松戸
■外野手
大和 佑一郎常磐大高
森下 尋水沖学園

 飯島一徹東農大三)は春の県大会で花咲徳栄に完投勝利。145キロの速球、130キロ近いフォークのコンビネーションが素晴らしい本格派右腕。夏の大会では調子を落としてしまったが、春の県大会では指名クラスのピッチングだった。1年から活躍が期待できるだろう。

 石森健大東北)はスムーズなテークバックから繰り出される130キロ後半の速球を投げ込む快速球左腕。

 髙野裕輝大阪桐蔭)は140キロを超える速球を投げ込む本格派左腕。昨年の大阪桐蔭の投手陣でもポテンシャルはトップクラスだった

 小島拓也藤代)も130キロ前半の速球とスライダーをコントロールよく投げ分ける右腕。宮里優吾(岩倉)は最速147キロのストレート、落差鋭いフォークを投げ込む本格派右腕。

 林彪太郎熊本工)は、最速138キロのストレートとキレのあるスライダーを投げる好左腕で、投手の顔ぶれは東都一部と比べても負けていない。

 捕手はプロ志望届けを提出した18555山村学園)は1.9秒台のスローイングと本塁打を打てるパンチ力が備わった強打の捕手。青山典勢熊本工)は甲子園を経験した実力派の捕手だ。

 内野手は井口 真之介東農大三)は投手としても135キロ前後の速球を投げ込むサイドハンドだが、野手としてもパンチ力ある打撃が光る。大学では野手に専念する。渋谷 嘉人関東一)は甲子園でも活躍を見せたショートストップ。バットコントロールの良い打撃と守備範囲の広い守備が魅力。さらに主将としてチームをまとめたキャプテンシーの高さもあり、人間性を見てもチームの要になりそうな選手。中村 太陽前橋育英)も基本を重視する前橋育英にもまれただけあって確実性の高い遊撃守備が持ち味。平山 直之(専大松戸)も小柄ではあるが、パンチ力ある打撃と強肩が光る三塁守備を兼ね備えた実力派だ。

 外野手では大和 佑一郎常磐大高)は強肩巧打の外野手。ポテンシャルの高さを考えれば、ドラフト候補として注目される外野手になる可能性を秘めている。森下 尋水沖学園)も50メートル6秒台を切る大型外野手だ。

 投手はドラフト候補として注目された飯島を含め、将来的にはドラフト候補になりうる人材が多く入学。捕手、内野手は人間性、意識も高い選手が集まった。今年限らず、ここ数年の選手たちを見れば、三部にいるようなチームではない。昨年まで二部で苦戦を強いられていた東農大。東農大が二部に挙がり、優勝争いできるチームまでになると、さらに東都二部のレベルは引きあがり、多くの野球関係者に注目が集まるチームになり、選手の出口もさらに良くなると考える。ぜひ彼らの入学で逆襲を実現したい。

(記事=河嶋 宗一

関連記事
立教大の16勝左腕・田中は大阪ガスへ!両投げ投手・赤塚は海外留学、元浦学エース・江口はJALへ
駒大卒部生の進路を公開!U18代表・上野は三菱日立パワーシステムズ、甲子園出場の小川(近江出身)は永平寺へ
U18代表の飯塚 脩人(習志野)を筆頭に今年の早稲田大スポーツ推薦合格者4名の顔ぶれが豪華すぎる!!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.04

【春季愛知県大会】注目の師弟対決の決勝、享栄が中京大中京を下して8年ぶり8回目の優勝

2024.05.04

1500人近くの中学生が肩肘検診を一斉に受ける!ポニーのお祭り行事・ポニーフェスタは今年も大盛況!

2024.05.04

【新潟】東京学館新潟、糸魚川がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.05.04

【神奈川春季大会】東海大相模・藤田琉生が涙の1失点完投!昨秋準決勝で敗れた横浜相手にバットでもリベンジ果たす!

2024.05.04

【大阪】大阪桐蔭、大体大浪商などがベスト16で夏シード獲得、履正社は2年連続ノーシード<春季大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

東海大相模の149キロ右腕・福田拓翔が6回10奪三振の快投!「甲子園で150キロを投げたい」とセンバツV・健大高崎の石垣をライバルに!

2024.04.29

【石川】金沢、遊学館がコールド勝ちでベスト16入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>