野球界の一部では変更が始まった「投球制限」この問題は皆で考えたい!
投球数制限が話題になっていますが、軟式野球を統括する全日本軟式野球連盟は、小学生チーム約15000チームが登録する「学童部」で新たな投球に関する制限をすることを発表。2月28日付で連盟HPに公示されました。その制限がどんなものか見ていきましょう。
(参照:全日本野球連盟HP)
すでに各種ニュースでも報じられていますが、大きな変更はこれまで投球回数(イニング)の制限だったのが、1日70球以内と投球数制限に変更していることです。
ただこれは全国大会での導入で、各地の地方大会ではそれぞれで判断されることになっています。
また少年部(中学生)と女子大会に関してはこれまで通り。ここも大きなポイントと感じます。つまり今回は、小学生のみということなんですね。
さらに全日本軟式野球連盟は学童野球に関する投球数制限のガイドラインも発表しました。
ここでは投手だけでなく、野手、捕手のことも触れられています。投球制限ということで投手に目が行きがちですが、野手、捕手のことも、おそろかにしてはいけないんですよね。今回は小学生を対象にしたガイドラインですが、中学生はもちろん、高校野球、それに女子野球でもこういったことを考えていかなくてなりません。皆さん。この発表を見てどう感じられるでしょうか??
(文:松倉雄太)