大学野球選手権を通して再考したい休養日について
大学野球選手権を通して再考したい予備日(休暇日)について
「第66回全日本大学野球選手権大会」今日(10日)に行われる準決勝のカードです。
① 上武大学vs国際武道大学
② 東海大学北海道キャンパスvs立教大学
昨日は選手の負担軽減を目的とした大会予備日(休養日)でしたが、これは2年前の2015年(64回大会)から導入されました。プロ野球・東京ヤクルトスワローズのホームゲームの日程もあるため、準々決勝までに1日でも順延すれば予備日は消滅するのですが、3年目のここまで一度も消滅していません。梅雨に入る難しい時期ですが凄いことですよね。
さて、近年の高校野球は選手の休養、疲労回復がテーマの一つになっていますが、大学や社会人野球も同様に考えていかなくてはいけないと思います。大会日程のことや選手の球数など高校野球では話題になりますが、大学や社会人はあまり話題にならないのが現状。でもその中で、大学選手権での予備日(休養日)導入は画期的なことでした。
今後、秋の明治神宮大会や社会人野球の都市対抗、日本選手権でも休養日が設定されるようになれば選手にとっては良いことなのではないでしょうか。難しい課題ですが、ぜひ検討してみてほしいと思います。
(文:松倉雄太)