上伊那農vs大町岳陽
上伊那農が10点差ひっくり返す大逆転勝利
上伊那農が10点ビハインドをはねのけ、大逆転勝利を収めた。大町岳陽は、上伊那農先発の背番号10正木椋也の立ち上がりをとらえ、4番千國颯太の先制適時打を含む6安打を集中させ3点を先取。続く2回にも5番小倉大輝の2点適時打などで7点を加え、10点のリードを奪った。
10点を追う上伊那農は3回、3つの敵失にも乗じ、5番小松恭輔の2点適時打で3点をかえし、反撃開始。
2回途中からリリーフした2番手八幡亮太が3、4回と無失点に抑え、大町岳陽の流れを絶つと、6回からはエース入江洋介を投入。するとその裏、9番中村夏偉の適時打などで3点をかえして4点差とすると、続く7回には相手バッテリーミスで1点を加え、射程圏内にとらえた。さらに8回、5番小松の2点適時打、8番入江の中前適時打でついに10対10の同点に追いつくと、敵失と1番關屋比呂の2点適時打で3点の勝ち越しに成功した。
3人目の入江は8、9回と大町岳陽打線を3人ずつで抑える完璧なリリーフを見せ、13対10で乱打戦に決着をつけた。
(文=小池 剛)
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