聖心ウルスラvs高城
好投した聖心ウルスラのエース柳田(紘)
聖心ウルスラのエース柳田紘が、高城のまえに仁王立ち!
夏の選手権宮崎大会で、2年連続準優勝の聖心ウルスラ。
第94回大会:宮崎工 5- 4聖心ウルスラ
第95回大会:延岡学園 7-6 聖心ウルスラ(延長10回)
ともに1点差で甲子園の切符を逃し、涙が枯れるまで悔し涙を流した先輩の姿を二度も見てきた聖心ウルスラ現3年生。3度目の正直で自分たちが!!今年に賭ける想いは強い。
早速、新チームになって、新人戦で優勝した聖心ウルスラであったが、昨秋九州大会県予選は、日南学園に準々決勝で敗れベスト8、今春九州大会県予選では延岡 1-0 聖心ウルスラで1回戦敗退と、しばらく名乗りを上げることが出来ずにいた。
しかし、再び、夏を目前に、夏を戦えるチームに順調に仕上がってきている。
この試合、投げては、エース柳田紘が、高城の打者35人に対し146球・被安打4・奪三振6・四死球6で完投。タイムリーを1本も許さず、立ち上がりに献上した押し出しの1点のみに抑えた。
打撃陣は、4回に5番甲斐拡が一死一三塁から右中越適時二塁打で同点にすると、続く6番甲斐雅の左犠飛で一気に逆転に成功。
8回には、先頭の3番興梠が左中間越三塁打で出塁すると、続く4番歌津(8回表から出場)が二塁手の頭上を越える右前適時打で3点目をあげた。
最少失点に守りきり、少ないチャンスを確実に生かした聖心ウルスラが3対1で高城を下し、準々決勝に駒を進めた。
勝利した聖心ウルスラは、明日6月1日、4強をかけて宮崎西と対戦する。
(写真・文=三角 竜之)