【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>
小橋川 拓(滋賀短大附)、岩井 天史(滋賀学園)
【トーナメント表】春季滋賀県大会 ここまでの結果一覧
2024年度の滋賀県高校野球春季大会は3日に準々決勝が予定されている。勝利した4チームは夏のシード権を獲得することとなる。
対戦カードは以下の通り。
<マイネットスタジアム皇子山>
①近江-玉川
②八幡商-滋賀短大附
<オセアンBCスタジアム彦根>
①滋賀学園-水口
②彦根総合-比叡山
センバツ出場の近江は、伊香との3回戦で9回に4点差を追いつく底力を見せた。春季大会3連覇を目指し、3試合で30点と、高い得点力を誇る玉川打線を迎え撃つ。
第2試合は滋賀短大附のプロ注目遊撃手・小橋川 拓(3年)に注目。軽快な守備とパンチ力のある打撃でアピールをしたいところだ。八幡商も144キロ右腕の田上 航投手(3年)や4番を張る脇坂 航大外野手(2年)など、投打の中心を担う選手が夏のシード権獲得に導く。
昨秋準優勝の滋賀学園は走攻守3拍子揃った遊撃手・岩井 天史(3年)が3回戦で猛打賞の活躍を見せた。4球団のスカウトが視察に訪れ、プロスカウトも熱視線を送っている。対する水口も彦根東と継続試合となったゲームでサヨナラ勝ちを収めるなど、粘り強さを見せて勝ち上がっている。
彦根総合と比叡山は2年前の春季大会でも対戦。1点差を争う好ゲームを7対6で彦根総合が制している。夏秋と連続してベスト4に入っている彦根総合は、3試合を通して1失点と安定感のある比叡山投手陣を打ち崩すことが出来るのか注目だ。