試合レポート

京都大が侍ジャパン・金丸夢斗(関西大)を攻略!開幕戦勝利【関西学生野球】

2024.04.07


勝利を喜ぶ京都大の選手たち

京都大が3月の欧州代表との強化時代で侍ジャパントップチームに選出された金丸 夢斗(4年=神港橘)を擁する昨秋優勝校の関西大に競り勝った。

緊張感のある開幕戦でも金丸はいつも通りの投球を見せる。球場のスピードガンでは最速で149キロを計測。5回一死まではパーフェクト投球と相手打線を圧倒した。

6回裏には初安打を浴びて一死三塁のピンチを招いたが、スクイズ空振りで三塁走者をアウトにして、窮地を脱する。

金丸の好投に報いたい関西大打線だったが、京都大先発の米倉 涼太郎(3年=洛星)が「ちょっとできすぎ」と自身も話すほどの好投を見せる。最速は134キロながらカットボールを駆使した投球で6回まで無失点に抑えた。

試合は0対0のまま7回裏に入る。京都大は二死から3番・谷口 航太郎(3年・茨木)が遊撃への内野安打で出塁。相手守備の乱れもあり、二塁に進んだ。

続く4番・中村 千紘(4年=明和)に対してはフルカウントとなり、捕手の越川 海翔(4年=串本古座)は内角にストレートを要求したが、「体の開きが早くて外に抜けてしまった」(金丸)と逆球になってしまう。そのボールを中村は逃さずにライト前へ。これが適時打となり、京都大が貴重な先制点を奪った。

「野球人生で一番嬉しい」と値千金の一打を放った中村は学生コーチで入部。元々は大学で野球をするつもりはなかったが、部の雰囲気の良さに惹かれて入部した。最初はランナーコーチなどを務めるも「選手たちが野球を楽しく全力でやる姿に憧れたというか、自分もやりたい気持ちが芽生えてきた」と1年生の12月に意を決して選手に転向。必死でブランクを埋めて、4年生になって4番を任されるまでになった。

この1点を4投手の継投で逃げ切った京都大。9回表には二死一、三塁と一打同点のピンチを招いたが、最後は西宇 陽(4年=大教大池田)が踏ん張って、開幕戦の勝利を手にした。

金丸は8回を投げて4安打、1死球、11奪三振で自責点0ながら敗戦投手に。リーグ戦での連勝が18で止まった。「初戦というところで難しいゲームになると思っていたんですけど、あそこ(7回裏)で粘れなかったのはこれからの課題。勝ち点を取れば良い話なので、切り替えていきたいと思います」と次回の登板を見据えていた。

7日の2回戦に勝利すれば、8日の3回戦での先発登板が予想される。苦しいスタートになった関西大だが、ここから巻き返すことができるだろうか。

6回無失点と好投した京都大先発の米倉涼太郎

7回裏に先制の適時打を放った中村千紘(京都大)

金丸夢斗(関西大)

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この記事の執筆者: 馬場 遼

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