【センバツ4強打撃ランキング】中央学院・青木勝吾が”三冠”!星稜の注目捕手が”盗塁王”
青木 勝吾(中央学院)※写真は過去の取材より
第96回選抜高校野球大会(センバツ)は4強が決まり、30日に準決勝を迎える。ここまで3試合を戦った4チームのメンバーによる、打撃部門のランキングを調べてみた。
<打率上位ランキング>(規定打席=3試合×3.1以上)
1位 .600(10-6)青木 勝吾外野手(3年=中央学院)
2位 .583(12-7)斎藤 佑征内野手(3年=報徳学園)
3位 .556(9-5)能美 誠也捕手(2年=星稜)
4位 .417(12-5)田中 陽翔内野手(3年=健大高崎)
4位 .417(12-5)橋本 友樹内野手(2年=報徳学園)
6位 .400(10-4)高山 裕次郎内野手(3年=健大高崎)
6位 .400(10-4)箱山 遥人捕手(3年=健大高崎)
6位 .400(10-4)飯山 成夢捕手(3年=中央学院)
中央学院(千葉)の1番・青木が堂々のトップ。準々決勝の青森山田(青森)戦では3打数3安打の猛打賞をマークした。4割以上をマークしている人数では健大高崎の3人が最多。
<打点上位ランキング>(3打点以上)
1位 7打点 青木 勝吾外野手(3年=中央学院)
2位 5打点 箱山 遥人捕手(3年=健大高崎)
3位 3打点 田中 陽翔内野手(3年=健大高崎)
3位 3打点 斎藤 佑征内野手(3年=報徳学園)
<塁打数上位ランキング>(6塁打以上)
1位 12塁打 青木 勝吾外野手(3年=中央学院)
2位 7塁打 能美 誠也捕手(2年=星稜)
2位 7塁打 中島 幹大外野手(3年=星稜)
2位 7塁打 斎藤 佑征内野手(3年=報徳学園)
5位 6塁打 箱山 遥人捕手(3年=健大高崎)
5位 6塁打 田中 陽翔内野手(3年=健大高崎)
打点、塁打数ともに、ここでも中央学院・青木がトップに立った。特に塁打数はダントツで、本塁打こそないが、二塁打4本、三塁打1本。飛距離こそないが、新基準のバットを完全に使いこなして長打を量産している。出塁率.714、長打率1.200も4チーム中、トップの数字。
<盗塁数上位ランキング>(2回以上)
1位 3盗塁 能美 誠也捕手(2年=星稜)
2位 2盗塁 中谷 羽玖内野手(3年=星稜)
2位 2盗塁 専徒 大和外野手(3年=星稜)
2位 2盗塁 青木 勝吾外野手(3年=中央学院)
2位 2盗塁 橋本 友樹内野手(2年=報徳学園)
2位 2盗塁 福留 希空外野手(3年=報徳学園)
盗塁部門では、星稜の能美が唯一の3盗塁。一塁走者でのダブルスチールでの盗塁が含まれてはいるが、足の速さは3試合で証明済み。走れて、打率も残せる捕手は貴重な存在だ。報徳学園の福留の俊足ぶりも光っている。チームでは9盗塁の星稜がトップ。
今大会で生まれた本塁打はここまで3本。残念ながら4強に進んだチームで本塁打を放った選手はいないが、準決勝以降で生まれる可能性は十分ある。中央学院の青木を含めて、各選手の打席から目が離せない。
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