青森山田の橋場主将が選手宣誓!選抜開幕100周年、被災地への思いを語る<選手宣誓全文>
選手宣誓を務めた橋場 公祐(青森山田)
18日、第96回選抜高等学校大会が開幕。開会式が行われ、青森山田の橋場 公祐主将が選手宣誓を行った。冒頭では選抜の大会歌である「今ありて」の歌詞の一部分を引用し、思いを語った。
選手宣誓全文は以下より
宣誓。
今ありて、未来の扉を開く。
今ありて、時代が連なり始める。
1924年、第1回、全国選抜中等学校野球大会として
春の選抜大会が開催されました。
あの日から100年。
我々、高校球児は甲子園大会に対する夢と憧れは長年の時を超えても、変わることなく、
今もなお夢舞台であり続けています。
夢にまでみた、ここ甲子園球場に立ち、
これまで先輩たちが築き上げられた歴史と伝統の重さを身に染みて感じています。
同時に私たちは唯一無二の仲間とともに大好きな野球に打ち込める今に喜びを噛み締めています。
今年の元日に能登半島沖で大きな地震が発生しました。
家族団らんと過ごしている中で激しい揺れに恐怖と深い悲しみに襲われました。
被災地では現在も苦しみと困難の多い生活を余儀なくされています。
私たちにできることは目の前の白球をがむしゃらに追い続けること
そして全力で野球を楽しむことです。
今日から選抜大会。次の100年へ向けた新たな一歩とするべく、
全身全霊をかけて戦い抜くことを誓います。
今日までの100年
今日からの100年
令和6年3月18日
選手代表 青森山田高等学校 主将 橋場公祐
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