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【センバツ出場校とプロ野球選手】北信越3校からは現役20人!WBC代表から期待の若手まで重厚布陣!

2024.02.14

奥川 恭伸・西川 龍馬・内藤 鵬

3月18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する32校が発表された。その出場校の多くのOBがこれまでドラフトで指名されているが、現役として活躍している選手を紹介したい。

北信越地区からは星稜(石川)、敦賀気比(福井)、日本航空石川(石川)の3校がセンバツに出場する。

星稜OBでは、ヤクルト・奥川 恭伸投手が今シーズンに復活を目指している。2021年は日本一に大きく貢献したが、以降の2年間は右肘を痛めたこともあり、わずか1試合のみの登板に終わった。今年は春季キャンプも1軍スタート。しっかりと結果を残して開幕ローテーションに入ることが目標となる。

野手では、楽天・島内 宏明外野手に復活が求められている。2021年、2022年と、2年連続でタイトルを獲得したが、昨シーズンは不振もあり7年ぶりに規定打席未到達となった。まずは外野の定位置を奪回したいところ。

その他ではヤクルト・内山 壮真が捕手と外野手の二刀流で奮闘中。今シーズンも同様の起用法となりそうだ。

敦賀気比の現役OBではレッドソックス・吉田 正尚外野手がMLBで2年目のシーズンを迎える。昨シーズンは打率.289と結果を残したものの、後半戦でやや失速した。今シーズンは最後まで安定した成績を残していきたいところ。

吉田の古巣でもあるオリックスには、山田 修義投手、山﨑 颯一郎投手、西川 龍馬外野手、木下 元秀外野手(育成)と4人の同校OBが顔を揃える。

特に今シーズンから加入した西川には打線の軸として期待が大きい。吉田が背負った背番号「7」をさらに輝かせることができるか。

日本航空石川OBでは、ロッテ・角中 勝也外野手(日本航空第二)、ヤクルト・嘉手苅 浩太投手、オリックス・内藤 鵬内野手の3人が現役でプレーしている。

今年37歳となるベテランの角中は、昨シーズンキャリアハイとなる9本塁打を放った。まだまだ若い選手に負けじと頑張っている。若手スラッガー候補の内藤は、まだ1軍での出場がない。高卒2年目の今年、1軍デビューをつかむことができるか。

<星稜出身の現役NPB・MLBプレーヤー>
島内 宏明(明治大→2011年楽天6位)
岩下 大輝(2014年ロッテ3位)
北村 拓己(亜細亜大→2017年巨人4位)※現在はヤクルト
奥川 恭伸(2019年ヤクルト1位)
山瀬 慎之助(2019年巨人5位)
内山 壮真(2020年ヤクルト3位)
武内 涼太(2023年ロッテ育成1位)

<敦賀気比出身の現役NPB・MLBプレーヤー>
山田 修義(2009年オリックス3位)
吉田 正尚(青山学院大→2015年オリックス1位)※現在はレッドソックス
平沼 翔太(2015年日本ハム4位)※現在は西武
西川 龍馬(王子→2015年広島5位)※現在はオリックス
山﨑 颯一郎(2016年オリックス6位)
木下 元秀(2019年広島育成2位)※現在はオリックス
長谷川 信哉(2020年西武育成2位)
笠島 尚樹(2020年巨人育成3位)
前川 誠太(2021年広島育成2位)
高見澤 郁魅(2023年DeNA育成1位)

<日本航空石川出身の現役NPBプレーヤー>
角中 勝也(四国IL・高知ファイティングドッグス→2006年大・社ロッテ7巡目)
嘉手苅 浩太(2020年ヤクルト6位)
内藤 鵬(2022年オリックス2位)

この記事の執筆者: 勝田 聡

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