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【センバツ出場32校紹介】敗者復活から千葉を制した粘り強さが武器、関東・東京6 校目の中央学院が聖地初勝利目指す

2024.02.10


蔵並 龍之介・中村 研心・颯佐 心汰

2024年の春の訪れを告げる第96回選抜高校野球大会(センバツ)の出場校が決まった。3月18日から阪神甲子園球場で繰り広げられる戦いの「主役たち」を紹介していく。

【中央学院(千葉)=6年ぶり2度目】
昨年秋の千葉で優勝した中央学院が、関東・東京6校目に選考された。県大会出場を決める一次予選で敗れ、敗者復活戦から這い上がり、勢いをつけて、関東大会で8強に入り、健大高崎(群馬)に1点差で敗退。千葉大会も含め、粘り強い戦いを演じた実力が評価された。今センバツでも投打に粘り強さを発揮し、大舞台での活躍を図る。
中央学院の昨年秋の関東大会準々決勝のスタメンは以下の通り。
(中)青木 勝吾(2年)
(右)水嶋 悠(2年)
(遊)颯佐 心汰(2年)
(二)中村 研心(2年)
(一)森田 倫揮(2年)
(投)蔵並 龍之介(2年)
(三)小澤 遼大(2年)
(捕)飯山 成夢(2年)
(左)上村 晃平(2年)

投打にわたり柱となるのは、186センチ、90キロのエース・蔵並 龍之介投手(2年)。昨年夏からもマウンドに上がり、ロッテの佐々木 朗希投手(大船渡高出身)ばりに左足を大きく上げるフォームが特徴だ。140キロ前半の速球と120キロ後半のフォークを投げ込み、千葉大会決勝では2番手で登板し、専大松戸打線を7回無失点に抑える好投で優勝に貢献した。関東大会の白鴎大足利戦では2回から8回まで投げるロングリリーフを見せ、2失点に抑える力投。右サイドの臼井 夕馬投手(2年)も140キロ近い速球、スライダーで勝負する右サイドハンドだ。
蔵並は打席でも活躍し、準々決勝の健大高崎戦では好左腕・佐藤 龍月投手(1年)からマルチヒットを記録するなど2試合5打数3安打と好調だった。

打線の中心は主将でもある4番・中村 研心内野手(2年)。関東大会2試合では4打点を挙げる活躍。公式戦で10試合以上出場した中央学院の主力野手の中ではトップとなる打率.429をマーク。千葉大会でも3回戦から4試合連続で打点を挙げて優勝に貢献した。

3番に座る颯佐 心汰内野手(2年)との二遊間コンビは攻守でチームを支える存在となっている。
颯佐は船橋シニア時代から俊足強肩の野手として知られ、高校入学後は相馬監督の薦めで投手としても活躍。最速148キロの速球を武器にリリーフとして、昨秋の公式戦では18回を投げ、自責点0の好投。NPBスカウトからも注目を集める存在で、今宮 健太内野手(ソフトバンク)の明豊時代を思い出させる選手だ。

昨秋の公式戦13試合で42盗塁。伝統の機動力は健在で、投手だけではなく、相手の守備陣にもプレッシャーをかける。千葉大会、関東大会でも多くの好投手を攻略してきた攻撃は脅威だ。

これまで春夏ともに1度の甲子園を経験しているがいずれも初戦敗退。昨年秋、千葉大会で敗者復活戦から勝ち上がった粘り強さを武器に、今センバツで創部初の甲子園勝利を狙う。

<中央学院の甲子園実績>
センバツ出場2度目=0勝1敗(初戦敗退)
夏選手権出場1度=0勝1敗(初戦敗退)
(※カッコ内は過去最高成績、20年センバツは大会中止)

<中央学院の昨年秋の成績>
★千葉大会県大会予選
1回戦 10-0 秀明八千代
2回戦 6-1 千葉商
代表決定戦 1-4 四街道
敗者復活2回戦 6-1 敬愛学園
代表決定戦 9-2 光英VERITAS
★千葉県大会
1回戦 10-3 市立柏
2回戦 16-6 八千代松陰
3回戦 4-1 木更津総合
準々決勝 16-9 東海大市原望洋
準決勝 9-5 習志野
決勝 7-1 専大松戸
★関東大会
1回戦 10-2 白鷗大足利(栃木)
準々決勝 3-4 健大高崎(群馬)

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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