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中日、高卒4年目育成右腕・松木平優太が1軍キャンプ入り! 宇田川、水上に続く同期の育成の星となるか

2024.01.19


左から宇田川優希、松木平優太、水上由伸

2月のキャンプに向けて、各球団からキャンプメンバーの振り分け発表が始まった。12球団最速でメンバー発表があった中日は、1軍メンバーのなかには投手1本で勝負することになった根尾 昂投手(大阪桐蔭出身)や、中日へ移籍してきた中田 翔内野手(大阪桐蔭出身)、上林 誠知外野手(仙台育英出身)などが名を連ねた。

そのなかに食い込んできたのが、高卒4年目・松木平 優太投手(精華出身)。背番号206、育成選手である。
2020年のドラフトにて、育成3位で入団してから、1軍登板はまだない。だが、球団が期待して大事に育ててきたことは、ファームでの登板実績などを見ればわかる。

2021年:2試合登板 0勝0敗 1奪三振 与四死球1 防御率9.00
2022年:12試合登板 1勝5敗 20奪三振 与四死球39 防御率4.89
2023年:16試合登板 5勝4敗 34奪三振 与四死球42 防御率4.56

1年目は基礎作りに時間を費やしたが、2年目から実戦登板が増加。春季キャンプにはいきなり1軍に招集される期待ぶりで、ファームでも12試合に登板。若手の登竜門でもあるフレッシュオールスターにも選出されるなど実践を積む。3年目には16試合に登板して、チーム最多の5勝をマークした。

着実にステップアップしている中で迎えた4年目、再び1軍キャンプでスタートする。いよいよ支配下へ、あとは結果を残すだけという状況だが、同じく育成でスタートした同期のなかには、既に1軍戦力になっている選手もいる。

筆頭格はオリックス・宇田川 優希投手(八潮南出身)。NPB入りして2年目にファームで15試合に登板して1勝1敗の成績を残して支配下へ。ファームで14.1回を投げて21脱三振という圧倒的な奪三振能力を発揮して、早々に勝利の方程式の一角を担う。3年目の昨シーズンはWBCでは世界一を経験。リーグ3連覇の立役者になり、もはやチームの顔になった。

西武・水上 由伸投手(帝京三出身)も、チームの戦力として活躍している選手の1人。1年目はファーム18試合に登板した が、シーズン途中には支配下昇格。1軍デビューも果たすなど、29試合に登板。17試合連続無失点のパ・リーグ記録を樹立する活躍ぶりで一気にブレークすると、2年目は勝利の方程式として60試合に登板。31ホールドを記録して、最優秀中継ぎと新人王をW受賞。チームにとって欠かせない戦力となった。

もちろん育成である以上、チャンスはそう多くない。なかには引退している選手もいるが、同じように育成でNPB入りして世界一やタイトルホルダーが誕生している。松木平は今回のチャンスを掴み、支配下への道を切り開けるか。2月からのキャンプを楽しみにしたい。

【2020年の育成指名選手】
<阪神>
育成1位:岩田 将貴

<広島>
育成1位:二俣 翔一

<横浜DeNA>
育成1位:石川 達也
育成2位:加藤 大

<巨人>
育成1位:岡本 大翔
育成2位:喜多 隆介
育成3位:笠島 尚樹
育成4位:木下 幹也
育成5位:前田 研輝
育成6位:坂本 勇人
育成7位:戸田 懐生
育成8位:阿部 剣友
育成9位:奈良木 陸
育成10位:山崎 友輔
育成11位:保科 広一
育成12位:加藤 廉

<ヤクルト>
育成1位:下 慎之介
育成2位:赤羽 由紘
育成3位:松井 聖
育成4位:丸山 翔大

<中日>
育成1位:近藤 廉
育成2位:上田 洸太朗
育成3位:松木平 優太

<オリックス>
育成1位:川瀬 堅斗
育成2位:辻垣 高良
育成3位:宇田川 優希
育成4位:釣 寿生
育成5位:佐野 如一
育成6位:古長 拓

<ロッテ>
育成1位:谷川 唯人
育成2位:小沼 健太
育成3位:山本 大斗
育成4位:佐藤 奨真

<ソフトバンク>
育成1位:佐藤 宏樹
育成2位:中道 佑哉
育成3位:桑原 秀侍
育成4位:早 真之介
育成5位:緒方 理貢
育成6位:居谷 匠真
育成7位:大城 真乃
育成8位:中村 亮太

<楽天>
育成1位:石田 駿

<西武>
育成1位:赤上 優人
育成2位:長谷川 信哉
育成3位:宮本 ジョセフ 拳
育成4位:豆田 泰志
育成5位:水上 由伸

<日本ハム>
育成1位:松本 遼大
育成2位:斉藤 伸治
★=支配下登録に昇格した選手

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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