ドラフト上位候補・金丸夢斗(関西大)が初練習!目標は「大学日本一」「ドラフト1位」!
関西学生野球連盟の関西大が、大阪府吹田市の同校グラウンドで2024年最初の練習を行い、今秋ドラフト上位候補の最速153キロ左腕・金丸 夢斗投手(3年=神港橘)が取材に応じた。
この日はNPB2球団が新年の挨拶を兼ねて視察する中、遠投などのメニューをこなした。「自分たちの代になった。大事な1年になると思うので、気合を入れてスタートしたい。チームとしては日本一を目指し、個人としてはドラフトも控えているので成長した姿を見せられるように取り組みたい」と抱負を語った。
年末年始は家族や友人らと休暇を楽しんだ。母校・神港橘(兵庫)の同級生では5人程が野球を続けているという。中でも上武大の主将になった上領 恭太外野手は意識する存在。「神宮でしか会えないので、そこで戦おうと話しました」と6月の大学選手権、11月の明治神宮大会での対戦を誓い合った。
正月は神戸市の多井畑厄除八幡宮に初詣。「おみくじは大吉でした。何に関しても良いことが書かれていた。良い年になれば」と幸先の良いスタートに笑みを見せた。
大学で3年間バッテリーを組んできた有馬 諒捕手(4年=近江)が卒業し、今季は正捕手が代わる。「オープン戦から(バッテリーで)経験を積んでいくしかない。自分の今までの経験を生かして引っ張っていければ」と新たな相棒とともに、まずはリーグ優勝を目指す気持ちを話した。
2月後半からは例年通り高知県安芸市でキャンプを実施し、3月のオープン戦では関東の強豪とも対戦する予定。「大学日本一」と「ドラフト1位」。2つの目標に向け、左腕が大学ラストイヤーをスタートさせた。