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山本由伸、イチローらスター選手を続々指名 世界に繋がるオリックスドラ4の系譜

2024.01.04


MLB移籍を目指していた山本 由伸投手(都城高出身)のドジャース入団が決まった。日本時間12月28日には、入団会見を行い「本当にすごく高い評価を頂いた。期待を裏切らないように頑張りたい」と意気込みを語った。

山本は2016年ドラフト4位の指名を受け、都城高(宮崎)からオリックスに入団した。オリックスが過去、ドラフト4位で指名した選手では、あのイチロー以来のメジャー移籍となる。イチローも山本も、圧倒的な成績を残して海を渡るわけだが、オリックス(阪急含む)が過去、4位で指名した選手を見ると、その他にも実績を残した選手は多くいる。

第1回のドラフト会議が行われた1965年には、なんと元中日の谷沢健一氏を指名している。谷沢は入団をせず早稲田大に進学。1969年のドラフト1位指名で中日に入団し、通算2062安打を放ち、名球会入りを果たした。阪急は谷沢を獲得することはできなかったものの、初めてのドラフト会議において4位で最高級の逸材を指名していた。

1978年の4位指名は、ホームランキャッチで有名な山森雅文氏だった。規定打席に到達したことは1度もなかったが、4度100試合以上に出場。1986年にはゴールデングラブ賞を受賞した。

1980年代には、1984年から高橋智、本西厚博、藤井康雄と、3年連続で主力選手を指名した。「デカ」の愛称で親しまれた高橋は、1992年に29本塁打を放ちベストナインを受賞。本西は1989年にゴールデングラブ賞を受賞するなど、守備の名手として活躍。阪神、日本ハム、ロッテと渡り歩きながら、2001年まで現役を続けている。藤井も1989年と1993年にベストナインを受賞。通算282本塁打は、2023年終了時点で球団3位となっている。

1990年代にはイチローこと鈴木一朗が入団。2001年から海を渡った。以降では海田智行や山本が結果を残した。

その他、本田 仁海投手(星槎国際湘南出身)、富山 凌雅投手(九州国際大付出身=育成)、前 佑囲斗投手(津田学園出身)、中川 颯投手(桐光学園出身=現・DeNA)、渡部 遼人外野手(桐光学園出身)、杉澤 龍外野手(東北高出身)、堀 柊那捕手(報徳学園出身)が現役でプレーしている。

イチローや山本だけでなく、阪急時代の名選手である山森や高橋智、藤井らも4位指名で入団していた。現役でプレーしているドラフト4位指名の選手たちも、偉大な先輩に続くような成績を残すことに期待がかかる。

<オリックスの主なドラフト4位指名選手>
※阪急時代を含む
※◎は現役

谷沢健一(習志野/1965年)
山森雅文(熊本工/1978年)
高橋智(向上/1984年)
本西厚博(三菱重工長崎/1985年)
藤井康雄(プリンスホテル/1986年)
鈴木一朗(愛工大名電/1991年)
海田智行(日本生命/2011年)
山本 由伸都城/2016年)◎
本田 仁海星槎国際湘南/2017年)◎
富山 凌雅(トヨタ自動車/2018年)◎
前 佑囲斗津田学園/2019年)◎
中川 颯(立教大/2020年)◎
渡部 遼人(慶應義塾大/2021年)◎
杉澤 龍(東北福祉大/2022年)◎
堀 柊那報徳学園/2023年)◎

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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