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健大高崎が投打に充実も実力は拮抗! 白鴎大足利148キロ右腕・昆野など注目選手も登場【秋季関東大会展望・後編】

2023.10.18


【前編:【秋季関東大会展望】作新学院7年ぶりの優勝へ充実の戦力!花咲徳栄vs横浜、専大松戸vs常総学院の強豪校同士のカードも見逃せない!を読む】

秋季関東大会が栃木県で21日から開幕する。どのカードも実力が拮抗しており、激しい勝負が期待できる。今回は健大高崎山梨学院が属するブロックを展望していきたい。

敗戦から立ち直った中央学院、ドラフト候補擁する白鷗大足利

蔵並龍之介(中央学院)

中央学院(千葉1位)は他の県大会優勝校と違って、実は1敗している。8月の一次予選では公立の四街道に逆転負けを喫したのだ。そこから自分たちの試合内容を見つめ直し、敗者復活戦では好投手擁する光英VERITAS、県大会では八千代松陰木更津総合習志野専大松戸といった強豪校を破り、5年ぶりの頂点に立った。

投手では大型右腕の蔵並 龍之介投手(2年)、右サイドの臼井 夕馬投手(2年)、148キロ右腕の颯佐 颯汰内野手(2年)の3人が基本。蔵並は188センチの長身から140キロを超える速球、120キロ後半のスライダーがあり、臼井も135キロ前後の速球を投げ込む。

打線は中村 研心内野手(2年)、颯佐など俊足巧打の打者が多く名を連ねる。140キロを超える速球投手でもしっかりと対応できて、さらに走塁も巧み。ハイレベルな千葉を勝ち抜くために、しっかりと攻守で鍛え込まれている。

対する白鴎大足利は148キロ右腕の昆野 太晴投手(2年)の投打に期待がかかる。勢いある直球を投げ込み、来年のドラフト候補として期待されている。今年の白鴎大足利の鍵を握る昆野が中央学院打線を封じる投球術を見せるのか。各打者の奮起も期待される。

経験値の高さは健大高崎、好投手3枚の文星芸大付 

佐藤龍月(健大高崎)

健大高崎(群馬1位)は主力選手の経験値が豊富で優勝候補として注目していきたい。昨年、センバツ、関東大会優勝の中心選手として活躍した箱山 遥人捕手(2年)は来年のドラフト候補として期待をかけられている大型捕手だ。

田中 陽翔内野手(2年)は、1年春から起用されてきた大型遊撃手。主力選手として攻守で牽引したい。また大型スラッガー・森山 竜之輔内野手(2年)もキーマンとなりそうだ。

投手陣では、左腕・佐藤 龍月投手、145キロ右腕・石垣 元気投手の1年生投手コンビの投球が光る。

健大高崎と対戦する鹿島学園(茨城2位)は前チームからの戦力が残っており、強豪校を封じる力投を魅せてきた中根健太郎投手(2年)に期待したい。

また文星芸大附(栃木3位)は投手陣スタッフが豊富なこと。145キロ右腕・堀江 正太郎投手(2年)が注目されているが、中野 泰生投手(2年)、吉田 大和投手(2年)も140キロを超える。技巧派右腕・福田 俊輔投手(2年)は作新学院の147キロ右腕・小川 哲平投手(2年)と同じ落合中出身だ。また打線も集中打で一気に得点を重ねる。

慶応を倒した桐光学園はセンバツ射程内

法橋 瑛良(桐光学園)

桐光学園(神奈川1位)は慶應義塾を完封した法橋 瑛良投手(2年)は制球力が高く、打たせて取る投球が持ち味。法橋の持ち味を活かす中村 優太捕手(2年)のリードにも注目。大型内野手・森 駿太内野手(2年)は期待通りの活躍を見せることができるか。守備、走塁の完成度も高く、センバツを狙える戦力を持っている。

山梨学院(山梨1位)は、センバツ優勝したチームから大きくチームが入れ替わった。それでも優勝するチーム力の高さは見事だ。梅村 団内野手(1年)、平野 天斗内野手(1年)と実力の高い1年生が牽引する。櫻田 隆誠投手(2年)は制球力も高く、山梨学院のエースらしい実戦力が高い右腕だ。

対する昌平(埼玉2位)は、左腕・石井 晴翔投手(2年)は県大会でも浦和学院を封じてきた。スラッガーの山根 大翔内野手(2年)、期待の1年生スラッガー・櫻井 ユウヤ内野手(1年)と、打者陣の能力は高い。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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