News

【動画】わずか2時間の練習、広さはダイヤモンド2つ程度、中学軟式の強豪とは思えない驚きの練習環境

2023.05.13

 上一色中(東京・江戸川区)は中学軟式野球界における名門校として知られる。ロッテ・横山 陸人投手(専大松戸出身)、DeNA・深沢 鳳介投手(専大松戸出身)を輩出したチームとして知られる名門だが、実は練習環境はどこにでもある公立校と変わらない。

 土日、祝日ならグラウンドを借りるが、平日はダイヤモンド2つ分ほどの広さが確保された校庭で練習。もちろん野球部専用ではなく他部活との共用で、取材日もテニス部と共用しながら練習していた。

 練習時間も長時間実施するのではなく、アップや片付けなども含めて2時間程度。技術練習は60~90分前後と決して多くない。全国区の名門校でありながら、練習環境はごく普通の公立校と遜色ないが、強さを維持できるのは練習法にある。

 校庭の半面を使って、6か所に分かれて打撃練習。残りのスペースでは簡単な内野ノックや、サイドノックを行うなど、スペースを無駄にすることなく、かつ細かくグループ分けすることで練習量を確保している。

 指導者が数多くいるわけではないため、選手間で練習を進める部分もある。選手それぞれが高い意識をもって取り組めるからこそ成立するチーム運営で、技術練習が短くても、多くの収穫があり、成長できる。それが上一色中の強さといっていいだろう。

 その上一色中の特集は高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.03

【滋賀】近江、滋賀学園などが夏のシード権をかけた準々決勝へ!<春季県大会>

2024.05.03

【埼玉】春日部共栄の「反撃」なるか、5年ぶりの関東切符狙う<春季県大会>

2024.05.03

目指すは世界一!代表候補の座を射止めた6人の逸材たち

2024.05.03

【春季埼玉県大会】山村学園の打線が爆発!エース西川も好投!立教新座を一蹴し準決勝進出!

2024.05.03

【春季埼玉県大会】花咲徳栄、投手陣の底上げに成功!中学時代から注目された左腕コンビの活躍でベスト4へ

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【滋賀】滋賀学園、彦根総合が初戦を突破<春季県大会>

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>