阪神期待の大卒3年目スラッガー・佐藤輝明 岡田監督ら以来の活躍なるか
佐藤 輝明
阪神がキャンプインして初となる15日の対外試合(対楽天)で大勝した。特に3年目となる佐藤 輝明内野手(仁川学院出身)が3安打4打点と活躍し、岡田新監督へアピールした。
22年シーズンはチームで唯一、全試合に出場を果たし、2年連続で2ケタ本塁打をマーク。左打者のルーキーの2年連続20本塁打は史上初で、1年目からの活躍ぶりが窺い知れる。
3年目も20本塁打以上、欲を言えば30本塁打マークにも期待したいところだ。実は、阪神の生え抜き選手が30本塁打以上を1シーズンで記録したのは、1985年の掛布雅之氏と岡田監督が最後。もう37年も「30発生え抜き」がいない。
偉大な先輩たち以来となる活躍で、再び球団の歴史に名を刻むことができるか。佐藤の23年シーズンの活躍にはさまざまな面で期待がかかる。
(記事=田中 裕毅)