巨人1位のスター生んだ高松商と英明が上位独占<香川>
浅野 翔吾(高松商)
明治神宮大会が終わり、2022年の高校野球のイベントは終了した。今年も全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの今年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
今年は香川から「スター」が誕生した。高松商のスラッガー、浅野 翔吾外野手(3年)が夏の甲子園で3本塁打を放つなど強烈な印象を残した。2年夏と合わせて5試合の甲子園成績は17打数11安打の打率.647、本塁打4。そして三振0という、強打者ぶりを発揮した。秋のドラフトでは巨人、阪神の2球団から1位指名を受け、抽選の結果、巨人が交渉権を獲得。巨人への入団が決まった。巨人の高校生外野手の1位指名は球団初と、球界の盟主の歴史に残る快挙でもあった。
高松商、英明が今年の香川県をリードしていったが、高松西、志度、坂出商なども安定した成績を収めた。
今年は招待試合を2度開催した。6月は岐阜の県立岐阜商を招待。4戦して2勝2敗。11月は広島広陵(広島)を招待して、香川勢の2戦2敗に終わった。
▽2022年香川県代表の甲子園成績
★センバツ 出場なし
★夏甲子園
高松商 8強
2回戦〇14-4 佐久長聖(長野)
3回戦〇2-1 九州国際大付(福岡)
準々決勝●6-7 近江(滋賀)
▽香川県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 英明
準優勝 高松商
4強 丸亀城西
丸亀
8強 志度
藤井
多度津
坂出商
【選手権】
優勝 高松商
準優勝 英明
4強 高松西
丸亀
8強 志度
坂出商
観音寺総合
観音寺一
【秋季】
優勝 英明
準優勝 高松商
3位 尽誠学園
4強 藤井学園寒川
8強 志度
大手前高松
高松北
丸亀城西
【1年生大会】
優勝 大手前高松
準優勝 丸亀城西
4強 尽誠学園
三本松