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これが夏の厳しさ。7月上旬で春の九州、北海道王者が大会序盤で敗退

2022.07.09

これが夏の厳しさ。7月上旬で春の九州、北海道王者が大会序盤で敗退 | 高校野球ドットコム
朝吹 拓海(神村学園)、渥美 嘉成(札幌第一)

これが夏の厳しさ。7月上旬で春の九州、北海道王者が大会序盤で敗退 | 高校野球ドットコム全国の日程・結果一覧
第104回大会 全国47都道府県地方大会の日程一覧

 2022年第104回全国高校野球選手権の各地区大会がスタートしている。8日は9県で開幕。9日はほとんどの都道府県の予選が開幕する。

 夏の大会のシード校は、多くが春季大会の成績上位の高校となっている。さらに勝ち進んで各地区大会で優勝したチームは特に優勝候補の筆頭となっていることが多い。しかし、この地区の王者が、すでに2校敗れた。

 8日、今春の九州チャンピオンとなった神村学園(鹿児島)が、ノーシードとはいえ実力トップクラスの鹿児島実と初戦を迎え、延長戦の末に競り負けた。番狂わせではなく、組み合わせのめぐり合わせもあるが、春の地区王者の初戦敗退はショッキングだった。

 北海道の春を制した札幌第一も敗退している。南北海道大会札幌支部予選の代表決定戦で札幌創成に敗れ、本大会に出場することなくこの夏を終えた。

 春に勝てば夏も勝てるものではないのだろう。他チームのマークも厳しくなり、夏に照準を向けて調整していた高校も多い。追いかけられるものゆえのプレッシャーもあったのかもしれない。

 東北=聖光学院(福島)
 関東=浦和学院(埼玉)
 東海=浜松開誠館(静岡)
 北信越=日本航空石川(石川)
 近畿=智辯和歌山(和歌山)
 中国=創志学園(岡山)
 四国=鳴門(徳島)

 以上、地区優勝をとげた7チームはこれから初戦を迎えることになるが、どこまで勝ち上がれるか。初戦から重圧という敵にも打ち勝たないといけない。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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