全国トップレベルの二刀流を擁する智辯和歌山、全国クラスの投手を擁する市立和歌山など公立校にも好選手が多数
市立和歌山・米田 天翼
トーナメント表
・和歌山大会の組み合わせ
第104回全国高校野球選手権和歌山大会の抽選会が開催された。今回は和歌山県の注目選手を紹介していきたい
。
注目は大阪桐蔭を破って、近畿大会優勝を果たした智辯和歌山だろう。プロ注目の二刀流・武元一輝投手(3年)は本格派右腕で、最速148キロの速球と多彩な変化球を武器に大阪桐蔭を封じた。さらに、本塁打も量産するなど、世代屈指のポテンシャルの高さを誇る。さらに、昨夏甲子園優勝メンバーでレギュラーとして活躍した渡部 海捕手(3年)、岡西 佑弥内野手(3年)も注目だ。144キロ右腕・塩路 柊季投手(3年)も完成度が高く、先発として安定した実績を残す。
対抗馬に挙がる市立和歌山の米田 天翼投手(3年)は、好調時、140キロ後半の速球に、カーブ、ツーシームを駆使する好投手だ。2季連続甲子園出場を狙う和歌山東は此上 平羅内野手(3年)を中心に打力が高い野手が揃い、攻撃力の高さは県内上位。投手陣を整備し、夏に臨んでいきたい。
公立校を中心に好投手が多い和歌山県。大会序盤からハイレベルな戦いが期待できそうだ。
[page_break:注目選手]【和歌山の主な注目選手リスト】
米田天翼投手(3年=市立和歌山)
寺田 椋太郎外野手(3年=市立和歌山)
堀畑 樹内野手(3年=市立和歌山)
渡部 海捕手(3年=智辯和歌山)
塩路 柊季投手(3年=智辯和歌山)
岡西 佑弥内野手(3年=智辯和歌山)
青山 達史外野手(2年=智辯和歌山)
武元 一輝投手(3年=智辯和歌山)
川端 一正投手(3年=初芝橋本)
大槻 虎生投手(2年=近大新宮)
山下 真矢投手(3年=耐久)
上村 隼磨投手(3年=田辺)
麻田 一誠投手(3年=和歌山東)
此上 平羅内野手(3年=和歌山東)
片山 将希投手(3年=和歌山日高)
石井裕一朗投手(3年=箕島)
澤 虎太郎外野手(2年=箕島)
谷野 航平外野手(3年=県立和歌山商)