雪谷、日大豊山、明大中野などの実力校が夏ノーシードで出場
中村海斗、渡邊顕人、吉村優佑、布施蒼生
都大会のトーナメント表
・國學院久我山、帝京などが属するブロック
・修徳、関東一などが属するブロック
・日大三、東海大菅生などが属するブロック
・都立狛江、二松学舎大附などが属するブロック
・ベスト16以上の組み合わせ
1次予選のトーナメント表
・日大二、都立日野などが属する第1〜6ブロック
・世田谷学園などが属する第7〜12ブロック
・日本学園などが属する第13〜18ブロック
・城西大城西、日大豊山などが属する第19〜24ブロック
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春季東京都大会は4月16日から準々決勝が始まる。今大会でベスト16に勝ち進んだチームが夏の東西東京都大会のシード権を得た。今回は既に春季都大会で敗れ、ノーシードから夏の東東京都大会に挑む注目チームを紹介する。
春季都大会のシード校・安田学園は、昨年の秋季大会でベスト16に勝ち進み今大会のシード権を得たが、春季都大会では初戦となった2回戦で駒大高に1対8と完敗した。ノーシードから戦う夏の東東京都大会では秋に二松学舎大付打線を苦しめた横手投げの吉村優佑投手を中心に守り勝つ野球を見せたい。
都立雪谷も夏はノーシードとなる。NPBも注目する渡邊 顕人投手の存在は大きく、シード校も攻略は容易ではない。渡邊は183センチの長身から最速143キロを誇る右の本格派投手で今年の都内の投手の中でも注目度は高い。春季都大会では東亜学園打線につかまり8対13で敗れた。発展途上の投手ではあるが、夏に向けて進化すれば大きな旋風を巻き起こしてくれるだろう。
東亜学園は、春季都大会では初戦で都立の雄・都立雪谷との乱打戦を制するも、2回戦で日大豊山に敗れた。昨夏の東東京都大会では準々決勝まで勝ち残るなど、東東京で勝ち進む力を持ったチームである。プロ注目の都立雪谷・渡邊を攻略した自慢の攻撃力に加え、春には課題となった守備力の強化が上位進出へのカギとなる。
その東亜学園に勝利した日大豊山は、3回戦でセンバツ出場の二松学舎大付に敗れた。エースの布施 蒼生投手はバランスが良くコンパクトな腕の振りが特徴の右の上手投げ。春季都大会で勝利を収めた2試合のように少ない失点でロースコアの試合を制し上位を狙う。
明大中野は、春季都大会では1、2回戦ともにコールドで勝利したが3回戦でシード校・修徳の前に1対3で敗れた。2年生エースの中村海斗投手は身長187センチ、体重96キロの大型右腕。最速は140キロを超え高い将来性を秘めている。修徳戦で乱れた内野守備のレベルアップができれば上位進出が見えてくる。
その他にも昨夏の東東京都大会のベスト8の芝、淑徳に、宮田 伝蔵内野手を中心としたまとまりのある東海大高輪台、大型スラッガー森岡 勇貴内野手擁する実践学園などノーシードの注目校は多い。昨年は帝京と修徳がノーシードからベスト4まで勝ち進んだ。夏に向け巻き返しを狙うノーシード校の戦いに注目だ。
■4月16日の試合
春季東京都高等学校野球大会 | |
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準々決勝 | 帝京 6 - 0 國學院久我山 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ |
二松学舎大附 10 - 0 東京成徳大高 スリーボンドスタジアム八王子(八王子市民球場) 応援メッセージ |
■大会の詳細・応援メッセージ
・春季東京都高等学校野球大会
シード権獲得校一覧
【西東京】
・國學院久我山
・早稲田実業
・日大三
・日大鶴ヶ丘
・東海大菅生
・駒大高
【東東京】
・都立小山台
・修徳
・日体大荏原
・郁文館
・関東一
・堀越
・東京成徳大高
・都立城東
・二松学舎大附