【広島】長野、菊池涼が1500安打に挑戦、菊池涼は300犠打も
広島・菊池涼介
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回は広島の野手。今年で13年目を迎える長野 久義外野手(筑陽学園出身)が、「ダブル1500達成」を狙う。過去198人が達成している1500試合出場まであと53試合、過去130人が達成している1500安打まであと81本としている。
巨人時代は1年目から9年連続で100試合以上に出場。広島移籍後は出場試合が2ケタ台にとどまっているが、今季中の1500試合達成は十分可能だ。安打数でも巨人時代のルーキーから9年連続100安打以上をマークも、広島移籍後は45本、76本、27本と寂しい数字が並んだ。1500安打までは81本だけに、一層の奮起が求められる。
今季で11年目となる菊池 涼介内野手(武蔵工大二出身)は、1500安打までは、あと144本。2019年には143本をマークしているだけに、達成は十分可能だ。また、過去7人しか達成していない300犠打にも、あと4としている。
その他、広島野手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
田中 広輔内野手(東海大相模出身)
1000試合出場(あと30)
1000安打(あと114)
松山 竜平外野手(鹿屋中央出身)
1000安打(あと142)
100本塁打(あと20)
<広島で今季プロ入り後、10年目以上を迎える野手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
19年目 白濱 裕太捕手(広島広陵)
16年目 會澤 翼捕手(水戸短大付)
15年目 安部 友裕内野手(福岡工大城東)
松山 竜平外野手(鹿屋中央)
13年目 堂林 翔太内野手(中京大中京)
長野 久義外野手(筑陽学園)
12年目 磯村 嘉孝捕手(中京大中京)
11年目 菊池 涼介内野手(武蔵工大二)
三好 匠内野手(九州国際大付)
10年目 上本 崇司内野手(広島広陵)
(記事:浦田 由紀夫)