5名のプロが誕生!2016年夏甲子園出場の横浜ナインのその後
福永 奨(横浜)、増田 珠(横浜)、藤平 尚真(横浜)
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2016年に3年ぶり16回目の夏の甲子園出場を果たした横浜ナインの主な選手たちのその後を紹介する。(学年は当時)
投手 藤平 尚真 (3年)=楽天2016年1位
投手 石川 達也 (3年)=法政大~DeNA2020年育成1位
捕手 徳田 優大 (3年)=桜美林大~IMFバンディッツ富山
捕手 福永 奨 (2年)=國學院大~オリックス2021年3位
内野手 戸堀 敦矢 (3年)=國學院大~日本製鉄かずさマジック
内野手 遠藤 駆 (3年)=神奈川大~湘南信用金庫
内野手 齋藤 大輝 (1年)=法政大
内野手 公家 響 (3年)=明治大~大阪ガス
内野手 渡辺 翔 (2年)=富士大~ハナマウイ
外野手 増田 珠 (2年)=ソフトバンク2017年3位
外野手 村田 雄大 (3年)=法政大~Honda
外野手 松井 雄太 (3年)=桜美林大
外野手 万波 中正 (1年)=日本ハム2018年4位
エースの藤平は寺島 成輝投手(履正社)、高橋 昂也投手(花咲徳栄)、今井 達也投手(作新学院)と2016年の「高校ビッグ4」と評されこの年のドラフト前から注目を集めた。プロ6年目を迎える来シーズンから背番号は19から46へ変更となった。飛躍のシーズンとなるか。
藤平の1学年下の増田は高校通算33本塁打を記録し2017年のドラフトでソフトバンクから3位指名を受けた。ここまで1軍出場は2試合のみにとどまっており、プロ5年目を迎える2022年シーズンは頭角を現したい。
藤平とWエースを担った石川は法政大を経て2020年のドラフトでDeNAから育成1位指名を受けプロ入り。当時1年生の万波は甲子園では出場機会はなかったが神奈川大会準々決勝では横浜スタジアムのバックスクリーンへ本塁打を放ち「スーパー1年生」として注目を集めていた。計3度甲子園出場を果たし2018年のドラフトで日本ハムに4位指名を受けた。
そして昨年のドラフトでは増田の同期で主将・正捕手を務めた福永がオリックスに3位指名を受け、2016年夏甲子園出場の横浜メンバーからは計5名のプロ野球選手が誕生した。
そのほか明治大から大阪ガスへ進んだ公家、法政大を経てHondaでプレーする村田などが社会人の舞台でも硬式野球を継続している。