【選手名鑑】187センチの大型右腕に二刀流など 茨城にいた隠れた逸材11人
左から平山 颯士、山田 大河、大塚 柊哉
明秀日立の優勝で秋季県大会が終わった茨城県。明秀日立は勢いそのままに関東大会でも優勝を手にして、初の神宮大会を経験した。来春のセンバツも確実視され、春以降も茨城の高校野球を引っ張る存在であることは間違いない。
今回は明秀日立を追いかける茨城県内を代表する強豪校から注目の逸材たちを紹介。140キロ超えの投手など、各チームの主力選手たちが並ぶ形となるが、春以降に県内で名を轟かす活躍を見せる選手がここから現れるか。春以降、明秀日立のみならず追いかける強豪校たちからも目が離せない。
【霞ヶ浦】
・山田 大河(2年)
最速133キロながら、秋の段階では非の打ち所がないというぐらい完成された左腕
・赤羽 蓮(2年)
187センチの長身を活かしてストレートは最速143キロを計測する本格派右腕
・渡辺 夏一(2年)
秋はベンチから外れたが山田、赤羽両投手に並ぶ逸材
・日渡 騰輝(2年)
キャッチャーとして二塁送球1.9秒を計測。打っては4番として打線の中心を担い、高校通算8本塁打を記録する
・木村 優人(1年)
しなやかな腕の振りから鋭いボールを投げ、打ってはシャープなスイングで痛烈な打球を飛ばす二刀流
【水戸商】
・平山 颯士(2年)
最速142キロの真っすぐをはじめ、変化球を織り交ぜて打者と勝負する本格派投手
・鯨岡 遼雅(2年)
50mを5.9秒で走る脚力を活かしつつ、広角に長短打を放つ器用なバッティングが光る好打者
・関谷 陸(2年)
守備力の高さが武器としており、指揮官からも守備面において信頼を寄せられている遊撃手
・小宮 大輝(2年)
がっちりとした体格を活かして力強いスイングを見せるのが特徴的なスラッガー
【水城】
・大塚 柊哉(2年)
横回転のフォームから切れの良いボールを投げ、バッターとしては最短距離でボールまでバットを出して、広角に打ち分ける
・小口 竜久斗(2年)
強いインパクトで痛烈な打球を飛ばすパンチ力が光る強打者