クラーク国際(北海道地区代表)武器は45イニングでわずか4失策の鉄壁の守備
北海道地区代表:クラーク記念国際 初出場
初出場のクラーク記念国際
チームデータ
代表決定までの経過
試合日 | 試合 | 得点 | 失点 | 対戦校 | 勝敗 |
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10月12日 | 北海道大会 決勝 | 3 | 1 | 旭川実 | 〇 |
10月10日 | 北海道大会 準決勝 | 5 | 1 | 東海大札幌 | 〇 |
10月4日 | 北海道大会 準々決勝 | 5 | 1 | 立命館慶祥 | 〇 |
10月3日 | 北海道大会 2回戦 | 6 | 2 | 北海 | 〇 |
10月1日 | 北海道大会 1回戦 | 4 | 1 | 駒大苫小牧 | 〇 |
9月20日 | 支部予選 決定戦 | 15 | 0 | 滝川工 | 〇 |
9月17日 | 支部予選 2回戦 | 4 | 0 | 深川西 | 〇 |
9月15日 | 支部予選 1回戦 | 29 | 0 | 岩見沢西 | 〇 |
登録選手 ※秋季北海道大会より
背番号 | 氏名 | 学年 | ポジション | 投 | 打 |
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1 | 山中 麟翔 | 2 | 投手 | 左 | 左 |
2 | 麻原 草太 | 1 | 捕手 | 右 | 右 |
3 | 辻田 旭輝 | 2 | 投手・内野手 | 右 | 右 |
4 | 小野 陽翔 | 2 | 二塁 | 右 | 左 |
5 | 越智 飛王 | 2 | 三塁 | 右 | 右 |
6 | 新岡 歩輝 | 1 | 遊撃・投手 | 右 | 右 |
7 | 白取 太郎 | 2 | 左翼 | 左 | 左 |
8 | 新岡 真輝 | 2 | 中堅 | 右 | 右 |
9 | 金原 颯 | 2 | 右翼 | 左 | 左 |
10 | 藤野 侑真 | 2 | 右 | 右 | |
11 | 髙橋 大河 | 2 | 右 | 右 | |
12 | 能登屋 瑛介 | 2 | 右 | 右 | |
13 | 酒井 一星 | 2 | 右 | 右 | |
14 | 田中 聖人 | 1 | 右 | 右 | |
15 | 中村 光琉 | 1 | 右 | 左 | |
16 | 安部 政信 | 1 | 右 | 右 | |
17 | 吉田 暁登 | 1 | 右 | 左 | |
18 | 高木 馴平 | 1 | 右 | 左 |
チーム紹介
初の明治神宮大会出場を果たしたクラーク記念国際。駒大岩見沢を率いた佐々木啓司監督がチームを一から強化し、16年夏には甲子園出場を果たしている。チームの持ち味は5試合45イニングでわずか4失策の鉄壁の守備だ。
無失策試合は1回戦の駒大苫小牧戦、準々決勝の立命館慶祥戦、準決勝の東海大札幌戦の3試合と随所に堅守が光った。
主将としてまとめる白取 太郎外野手(2年)はナイン、スタッフ、学校関係者からキャプテンシーの高さを評価されており、札幌ドームでの練習でも、ナインに適宜指示を送り、全力疾走を促すなど、「キャプテンらしいキャプテン。この代は白取の力が大きい」と学校関係者は語る。
打線は、アベレージヒッターが多く、ダブルエースのひとり山中 麟翔投手(2年)が上位を打ち、レフトとしても強肩で補殺が期待できる。また新岡 歩輝内野手(1年)も巧打が期待できる。初戦の九州国際大付(九州・福岡)戦では、自慢の守備を発揮し、ロースコアの展開に持ち込むことができるか。
10月、11月に人工芝の札幌ドームで練習を行った成果を発揮していきたい。
【投手陣】
防御率1.05の山中 麟翔(2年)と、防御率0.49を誇る辻田 旭輝(2年)の2枚看板が軸で、札幌ドームで行われたシート打撃でも格の違いを見せた。明治神宮大会でも、山中は完成度の高い投球、辻田は威力抜群のストレートを披露できるか。また遊撃手の新岡 歩輝は投手としても、右スリークォーター気味から打たせて取る投球ができる。
(文・河嶋宗一)