松本、渡邉のドラ1、2が先発ローテに!森脇が中継ぎの柱に!一定の成果が見えた18年埼玉西武ドラフト!
松本 航(明石商・日本体育大)
今季、最下位に終わった埼玉西武。それでも18年のドラフトを振り返るとポイントの高い指名をしていた。
<2018年>
1位:松本 航(日体大)
2位:渡邉 勇太朗(浦和学院)
3位:山野辺 翔(三菱自動車岡崎)
4位:粟津 凱士(東日本国際大)
5位:牧野 翔矢(遊学館)
6位:森脇 亮介(セガサミー)
7位:佐藤 龍世(富士大)
育成1位:東野 葵(日本経済大)
育成2位:大窪 士夢(北海)
育成3位:中熊 大智(徳山大)
1位の松本はプロ3年目で10勝。苦労しながらも右肩上がりでの二桁勝利はポイントが高い。
2位の渡邉はプロ3年目の今年一軍デビューし、17試合で4勝4敗。ファームでは防御率5点台だったが、一軍で成長を見せ防御率3点台の結果を残した。なかなか稀なケースだろう。
3位の山野辺は通算87試合出場。高校時代は9番打者だった山野辺がここまで活躍しているのは奮闘を見せているといえる。
4位の栗津は1試合登板を経験している。
5位の牧野は一軍出場なしだが、今年はファーム34試合出場で打率.272と結果を残している。
6位の森脇は20、21年と2年続けて40試合以上に登板。社会人の即戦力投手として活躍を見せている。
7位の佐藤は埼玉西武で通算63試合に出場し、トレードで北海道日本ハムに移籍後も40試合に出場した。7位選手としては一定のパフォーマンスを見せている。
ここまで投手陣の成長はまずまずで、1年で2人のローテーション投手、中継ぎの柱がでてきたのが大きい。
野手も、いわゆる主軸タイプの選手がいないので、今後、貢献度が高いプレーを見せられるかが生き残りの鍵となりそうだ。